恋人を少年犯罪で失ったという蓮(松下優也)の辛い過去を、蓮の妹の優香(未来穂香)から聞き、少年院を出て、たんぽぽ農場で暮らしていることを隠している希望(小島藤子)は、蓮に会いに行くことができなくなる。蓮は、急に姿を見せなくなった希望のことを気にしていた。
そんな中、真太郎(森田直幸)が訳もなく、ポーさん(渡部雄作)に暴力を振るう。その日から、ポーさんは姿を消し、希望たちは心配を募らせる。
加賀美家では、蓮の母・章子(七瀬なつみ)が、希望こそが蓮を明るく立ち直らせてくれると信じて疑わない。しかし、希望は蓮に嘘をつき続けることに耐えられず、彼に会わないことを決める。
ある日、たんぽぽ農場のオタクの拓が同じクラスの優香に告白。優香がそのプレゼントを返しにたんぽぽ農場に来てしまい…。
一方、北山は真太郎の件で出向いた警察署で、かつて自分が妻子を失った事件を担当した検察事務官に会う。それは蓮の父親だった…。