希望(小島藤子)はついに、自分が少年院を出て、たんぽぽ農場で暮らしていることを蓮(松下優也)に打ち明ける。恋人を少年犯罪で失くした蓮は、罪を犯した者を激しく憎み、希望のことも拒絶する。
希望は、ひどく落ち込み、畑仕事もせず、夜な夜な繁華街をふらつくように。たんぽぽ農場の子供たちは希望を心配して、蓮に直談判に行ったり、希望と蓮を引き会わそうとあれこれ作戦を練るが…。
蓮の家を訪ねた北山(渡辺いっけい)は、蓮の父・亮介(新井康弘)が北山の妻子が亡くなった事件を担当した検察事務官であったことがわかり驚く。蓮は、自分と同じく少年犯罪の被害者だったという北山の話を聞き、心が揺れる。
一方、蓮はサッカー部員がオヤジ狩りをしているのを知っていて、見て見ぬふりしていた下級生が許せず、暴力を振るい大けがを負わせる。下級生の父親を蓮は傷害事件の加害者として訴えると言い…。