純也(清水イブキ)の父親・小野(長谷川朝晴)が北山(渡辺いっけい)の提案をうけて、たんぽぽ農場で暮らし始め、いい父親となるべく努力を重ねる。
農場で子供たちと勉強会を始めた北山。自分も参加したいと言う蓮(松下優也)に、受験のためならここよりも塾に行った方がいいと難色を示す。蓮は、農場で経験することの方が今の自分には大切だと訴える。希望(小島藤子)は蓮がそばにいることがうれしい半面、受験を控えながら農場へ通っていることが心配で仕方がなかった。
そんな中「蓮はあなたと出会って生きる希望が芽生えた」と章子(七瀬なつみ)から礼を言われた希望。しかし、蓮をどんなに好きでも、蓮と亡くなった彼女の間には入り込めないと感じていた。
一方、小野に反発し続けていた純也が、ある出来事をきっかけに、彼を父親として認めるようになる。父子のほほえましい様子に、北山は少年犯罪で失った息子のことを思い出すように。
墓参りに来た北山は、そこで犯人の少年の母親と出会ってしまい…。いつもとまったく違う様子で帰ってきた北山に、希望たちは言葉を失う。