それぞれ断崖

2019年8月3日(土)23:40〜放送スタート

美しく彩るキャストが続々決定!
田中美里 田中美佐子
対立する二人の“それぞれの愛憎劇”

田中美里 苦悩するほど艶めく
「加害者の母」に!
この夏、遠藤憲一と初めて深く絡み合う。

遠藤憲一演じる「被害者の父」志方恭一郎と禁断の愛に堕ちていく「加害者の母」八巻はつみ役に、田中美里が決定!デビュー作NHK『あぐり』(1997)のヒロイン役以後様々な役を演じてきた実力派だが、清純イメージが未だ失われてない田中美里。
今作では、そのイメージを一変させる艶っぽく、さらには「殺人者の母」という難役をどう表現するのか。また遠藤憲一と濃密に共演するのは初めてで、期待が膨らむ!

【田中美里さん コメント】
オファーをいただいた時、すごく難しい役だけど、こんなにやりがいのある役は滅多にないので絶対やりたいと思いました。母親は何度も演じてきましたが、「殺人者となる子を持つ母」というのは初めてなので想像してもし尽くせず。また禁断の愛に堕ちる役というのも初めてで、単に艶っぽいというだけでなく、そういったシーンに葛藤や悲しみ、それこそ純粋さも入り混じったような感情も含めて表現しなければならないので、とても難しいと思っています。
遠藤さんとは19年ぶりの共演です。先日そのドラマを見返して、遠藤さんが多くを語らず憂いを目で表現していて、改めて志方役にぴったりだと思いました。田中美佐子さんとは初共演です。すごくナチュラルに繊細な部分まで表現される方なので間近で見て学びたいです。役柄上、少し先となりそうですが、一緒にお芝居する日が楽しみです!

田中美佐子 「子を殺された母」に
初挑戦!
同世代の娘がいるからこその演技に注目。

遠藤憲一演じる志方の妻・雪子「被害者の母」役には、田中美佐子が決定!遠藤憲一との共演は多数あり、2007年の映画『ミックス』以来、再びの夫婦役だ。
 最近はドラマや映画だけでなくバラエティー番組でも飾り気のない笑顔で人気だが、今回は一転シリアスな役。母親役の経験は多いが、「子を殺された母」 は初めてだ。
実生活でも同世代の娘がいる田中美佐子。これまで以上にリアリティのある妻&母親役の演技に注目だ!

【田中美佐子さん コメント】
オファー時、主演が遠藤憲一さんと聞いて、すぐ「やりたい!」と答えましたが、その後、企画書を読んでものすごい話だな、と。同世代の娘をもつ身としては「子を殺された母」なんて現実には絶対あって欲しくないですね。今まで色々な役をやってきて「こんな人間、現実にはいないでしょ」という人物像でも、私は「世の中に絶対1人はいる」と信じて演じてきましたが、今回それが初めて揺らぐかもしれません。
私が思う遠藤憲一さんの一番の魅力は、気が弱いところ。若い頃は前に「出ることができないタイプ」で苦労されていて、だからこそ今、必死に自分を表現している姿がすごく素敵だなと思います。田中美里さんとは、名前が一文字違いゆえ一緒にキャスティングされることはないかなと思っていたので、今回実現できて良かったです。実は美里さんがご自身のラジオ番組で話した内容に対し「この前の(ラジオ)面白かったです」「ファンになりました」と、言われることが度々あり、それだけ人気のある方なので私はトクをしていました。でも今回の脚本を読むと…この夏きっと演技上でバチバチあるかもですね(笑)。