昼ドラ公式 twitter

インタビュー

小沢真珠さん(西条美由紀役)

人物紹介

――西条は仕事一筋の“バリキャリ”系女性ですね。
 「実はこういうクール系の役を演じるのは珍しいんです。私にしてみれば結構“レア”というか(笑)。自分が演じたことのないジャンルなので、日々勉強している感じです」
――台本を読んだ時点の西条は、仕事は出来るけれどかなりの堅物の印象を受けました。でも小沢さんの演じる西条には“軽やかさ”があると言うか…。
 「私も台本を読んで、結構しっかりしている人物として演じることもできるな、と思いました。現場で星田(良子)監督がおちゃめな部分を求めてくださったんです。私も星田監督の望んでいらっしゃるものにできるだけそれに応えようと思いましが、反面やり過ぎると役のベースが壊れてしまいます。そのさじ加減は難しかったですね。だからクールな人がときどき突拍子もないことをやる感じにして、それが作品の中で良いアクセントになればと思っていました。基本はあくまで淡々とクールなラインを守って」

――星田監督とご一緒するのは久しぶりだとか
 「6、7年ぐらいぶりでしょうか。ただ前回の作品では私の出番は数シーンしかなかったので、ここまで“ガッツリ”組むのは初めてです。星田監督の演出って迷いがないですね。これまでにない役なので不安もありましたが、私の中にあるものをいろいろ引き出してもらえたし、シーンごとにどうしようと悩んでも、星田監督のオーラに導いてもらえました。目指しているものがとてもハッキリしているので、『ここに行けばいいのね』と気持ちがすぐ切り替えられ、そこに向かっていけば絶対いいものになる、と信頼できたんです」

――現場で見ていても、星田監督の勢いがあり、ライブ感を大切にする演出に圧倒されました。
 「淡々とやっているときに比べ、勢いがあるからこそ、出せるものがあると思いました。撮影のスピードが早いから、余計なことを考えている暇がないし、ネガティブにならずに済むんですよ。星田さんの求めているものに向かっていくのみですが、監督は良いものは良い、ダメなものはダメとハッキリおっしゃるから、『これでいいんだ』と良い意味で開き直れますね」
――改めて、西条はどんな女性でしょうか?
 「仕事の面では事務長という立場ですから、自分の確固たる意見を持ち、的確な指示を出す。話が進むにつれ、彼女の人間味が垣間見られるようになりましたが、基本は仕事大好き人間というスタンスで演じました」

――そんな西条の生き方をどう思いますか?
 「20代の頃はそんな風に仕事に打ち込む女性に憧れていました。西条はまだ独身で仕事一筋ですが、彼女の格好良さを出したいな、と思いながら演じていたんです」
――何がそこまで彼女を仕事に駆りたてているんでしょうか?
 「誰よりも仕事が好きだし、誰よりも病院のことを考えているんだと思います。セリフの端々に感じられると思いますが、基本的に仕事が出来る女性なので、仕事に楽しんで取り組めているんでしょうね」

――西条と小沢さんって近い部分はありますか?
 「あそこまで多分、常に仕事だけという空気を私は出してないと思うんですよ。西条は本当に仕事熱心な一方、突然病院でスキップしたことがありましたけど、そんなところでしか“ガス抜き”できてないと思うので(笑)。そう考えると共通点は…」
――これまでにも多くの昼ドラにご出演ですが、撮影期間が約1カ月という短い作品は初めてですよね。
 「撮影期間の長さは関係ないですよ。そのシーンをどう演じようか、というだけなので。今回はポイント、ポイントで登場する分、求められているものが逆に凝縮されていると感じました。また、本当に登場人物が多彩なのでそれがとっても楽しかったです。百田先生に対する態度、院長に対する態度、患者さんに対する態度…。いろんな人といろんな関わり方をすることで、西条のキャラクターが際立ったんです。特別に作らなくても、そうなってくれてありがたかったです」

――この作品は第一部では命と引き換えに新たな命を産むことを、また第二部では何よりも我が子を慈しむシングルマザーを、と小沢さんの同世代の方が共感したり、考えたりするテーマを扱っていました。小沢さんは三部作のテーマに関して、どんなことを考えていますか?
 「第一部のテーマは、お母さんの命と引き換えに生まれた百田先生にとっても“宿命”のようなものですが、生む、生まないの選択は年齢的に私も考えましたね。それはシングルマザーのことも同じで、私の周りにも一人で子育てを頑張っている女性はたくさんいます。今回はどの話も『分かる、分かる』というテーマを描きつつ、どこかライトなところがあり、その重すぎない感じがちょうど良かったと思います。だからこそ胸にいろんなものが届いた気がします」
――では第三部のタイトルにかけて質問します。小沢さんにとっての使命とは?
 「いきなり深いことを聞きますね。1週間後に答えたいかも(笑)。自分にとっての“使命”ですか? それはきっと、亡くなる寸前に分かることだと思います。それまではいろんなことを考えて生きていくしかないんじゃないでしょうか。私は考えるのが好きなので、そういう生き方が苦じゃないんです」

――では演じる役についても深く考える、と?
 「撮影が始まると、そのシーンの意味合いを考えて、ふとした瞬間に、“答え”が分かったりするんです。参加している作品については、撮影が終わるまで常に考えますね。だから撮影中は演じている役っぽい顔つきになっているはずです。それはオフでも。カフェでお茶していてもついセリフ言っちゃうことがあるんですよ。それで『あ、ここでこんな過激なこと言っちゃいけない』と反省したりしています(笑)」
  • 石黒英雄さん(百田瞬太役)
  • 小泉麻耶さん(三上志織役)
  • 大熊ひろたかさん(飯島悠人役)
  • 遠藤雄弥さん(亀井大輔役)
  • 小沢真珠さん(西条美由紀役)

ページの先頭に戻る

おすすめコンテンツ