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インタビュー

水野美紀さん(百田滴役) 後編

人物紹介

――滴の魅力とは?
 「強がりなところでしょうか。男性並みにバリバリ働いて、人に頼ったり、甘えたりするのが苦手で。不器用ですけど、自分の中に何か重いものを抱えていても、強がって普段と変わらず人と接しようとするんです。最終的には残された時間を前向きに、希望を失わず生きようとする強さ。そんなところが魅力だと思います」
――やはり滴の持つ強さは水野さんに通じる気も…。
 「自分でも滴と割と近いと思ってます。私も何でも自分でやりたがるんです、できないくせに(笑)。それで最終的に人に迷惑かけるんですけどね」

――昼ドラの主演は今回が初めてですね。
 「撮影に入る前、毎日ジムに行って2、3キロ走りました。その後、しっかりメンテナンスもして。『昼ドラは大変』と周りから言われたので。だから怖くなってしまったんです(笑)。でも撮影に入ったら全然そんなことなくて、ホッとしてます」
――良介役の永井さんとは初共演ですか? どんな印象をお持ちですか?
 「永井さんって少年のような部分があって、良介役がすごくはまっていると思います。実はいたずら好きなんですよ。現場にいることを楽しんでいらっしゃる感じもしますね。あと、まっすぐな方だなっていう印象を受けました」

――滴と良介の夫婦像はどう思いますか?
 「男女逆転しているんですよね。だけど、バランスはすごく良いんです。嫁がバリバリ働いて、旦那な家を守ってくれて。多分出会って一緒に暮らすうち、こういうバランスに段々と落ち着いたんだろうなって思います。反面、バランスはいいんだけれど、『本当は外で働きたいんじゃないか』、『私が夫をこんな風にしてしまったんじゃないか』という葛藤が妻側から出ますよね」
――水野さんは良介のような夫は?
 「欲しいです(笑)! お弁当を作ってくれて、帰ったらご飯作って待っていてくれて。良介の作る食事って結構凝っているんですよ。体のことを考え、バランスも良く」

――ところで、もしご自分が余命を宣告されたら?
 「そのことをいっぱい調べたんですよ。がんになった方のブログを読んだり、本を読んだり。宣告された瞬間は頭が真っ白になるみたいで、そのあと自分が生まれた意味やこれまでの人生の意味に対する自問が始まり、その後日記をつけ始める方も多いみたいです。
 葛藤の時期を越えると、残された時間を大事に生きていこうと、どこか前向きに切り替わるんですけど、ブログなんかでも、ある時点で突然前向きなものなっていたり。人間に秘められた強さをのぞき見した気がして、その強さに感銘を受けました。
 私も最初は頭が真っ白になるでしょうし、なぜ私ががんに、という悔しさや理不尽さ、それに葛藤や悲しみにずぶずぶと沈んだ後、前向きに生きて行く強さが出てくればいいなと思ってます。私も日記をつけるかもしれませんね」

――滴は入院患者の安藤の言葉に影響を受けますが、水野さんも自身、影響を受けた言葉ってありますか?
 「プライベートのことや仕事のことで悩んでいたとき、母に相談したんですけど、自分が置かれている状況から、ここはこうするとこうなるとか、こうしたらあの人に迷惑をかけてしまうとか、自分を優先するのでなく、人のことばかり相談していたんです。そうしたら、こう言われたんです。『自分のために生きなさい』と。ハッとしました。今年の正月の話ですけど(笑)。人のためでなく自分にとって一番良い選択をしなさい、という母の言葉は、自分の親ながらさすがだと思いました(笑)」
――いよいよドラマの放送が始まりましたが、滴には辛いことが多々待ち受けます。視聴者の皆さんにはどんなところをご覧いただきたいですか?
 「滴が見出していく希望ですね。そして日々の暮らしの中にあるささいな『あ、これ幸せ』という感情を紡いでいけたら。ドラマの持つ温かい部分を届けていきたいですね」

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  • 水野美紀さん(百田滴役) 前編
  • 水野美紀さん(百田滴役) 後編
  • 永井大さん(百田良介役)
  • MEGUMIさん(保井きり子役)
  • 長谷川朝晴さん(置田龍太郎役)
  • 辰巳琢郎さん(吉野晃三役)
  • 山本陽子さん(安藤ミツ子役)

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