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インタビュー

南 圭介さん(富沢貴之役)

人物紹介

――これまでの撮影を振り返っていかがですか?
 「まず貴之という役に出会えたことを感謝しています。1日ごとに展開の激しい昼ドラの中で、貴之の感情の変化を演じることがどんどん楽しくなってきたんです。それに貴之を演じていると気持ちの面でシンクロするタイミングもあって、こういう経験も初めてだし、勉強になることばかりです」
――どんな瞬間にシンクロを?
 「自分とはまったく違う環境ですけど、それでも貴之に共感するときがあるんです。ハナに対する想いと茜に対する愛情の中で板挟みになったときとか(笑)、サヤのことを愛おしく感じる瞬間とか。話の中で、そんな風に貴之の気持ちの一つひとつを理解して、役に少しでも近づけたらと思っています」

――南さんは現在27歳だそうですが、33歳という年齢設定はいかがでしたか?
 「プライベートでも実年齢より若く見られることのほうが多いし、年上の役を演じるのは今回初めてですが、最初は27年間生きてきた中で経験したことのすべてを貴之という役に注ぎ込むくらいの気持ちですね。ただ撮影に入ったら、加地先生を演じる和田さんがとにかく落ち着いていらっしゃるし、大人の魅力がある方なので、並んだときどうなんだろう?って不安になってしまって。例えば、二人が言い争いをする場面では、加地先生がガッて貴之に向かってきたとき、同じテンションで返したらどうしたって僕が負けてしまうんです。監督やスタッフさんといろいろ話をして、相手が強く出たときは引く感じ、おさえたテンションで対応したほうがかえって芯が強く見えるんじゃないか、というアドバイスをいただきました。怒りや憤りがあるからと言って、感情をむき出しにするのでなく、おさえるというアプローチの仕方は自分だけでは気づけなかったと思います」

――では役作りで何か苦労は?
 「敏腕経営コンサルタントという設定は、僕も大学の政治経済学部を卒業しているし、仕事の場面での単語一つひとつは聞き慣れていたものが多かったので、説明セリフも苦ではありませんでした。そういう意味では、今回昼ドラ初出演で、撮る分量も多く、その中で貴之の心情を表現するのは簡単ではありませんでしたが、役の設定に助けられた部分も大きかったと思います」
――貴之は恵まれた人生を順調に歩む中で、ハナと再会しました。貴之のハナに対する気持ちってどんなものだと思いますか?
 「懐かしさと気まずさのちょうど中間のような気持ちだと思います。結婚をして奥さんのことを愛していますから、ハナにまっすぐ気持ちをぶつけるのは難しいですよね。“元カノ”ではないですけど、気持ちを寄せていた彼女に子どもがいて、苦労していることを知り、『何とか助けてあげたい』と思うようになり、ここからどんどん貴之が揺れます。そこがこの作品の見どころの一つになってくれたらうれしいですね」

――南さんはハナの人生の選択ってどう思いますか?
 「仮にサヤが貴之の子どもだとしたら、貴之は自分でも気づかぬうち、一人の女性の人生を劇的に変化させたわけですよね。悪意とか悪気とかはないけれど、結果ハナは苦労をしていますから、そのことを知ったときの貴之の衝撃はすごいでしょうね。僕個人の意見を言わせてもらえれば、淋しいですね。もしハナのような状況になってしまったら相談して欲しいです。頑ななまでに『私一人で育てます!』っていうより、頼れるところは頼って欲しいですね」

――“頼る”というと、現場で南さんは子役の二人、遠藤璃菜さんや長谷川戒さんの面倒をよく見ていらして、まさに“頼れるお兄さん”という感じです。
 「ずっと“パパ役”に憧れていたんです。今回、サヤ(遠藤さん)が僕を見つけると、『パパ!』って駆け寄ってきてくれるんですけど、あまりに良い子なので自分の娘じゃないか、と錯覚してます(笑)。今回、一つ気づいたことがあって、僕はきっと子どもには甘々のダメなパパになると思います。というのも、二人に何か頼まれると嫌だと言えないんですよ(笑)。何でも許しちゃう。これが自分の子どもなら父親失格ですね。だから僕が結婚する相手は、子どものしつけに関して僕の分までビシビシやってくれる人じゃないとダメだと思ってます(笑)」
――ところで南さんの俳優としての今後の目標は?
 「今回、初めて年上の役を演じて思ったのは、役の幅を広げるためには共演者の皆さんと積極的にコミュニケーションを取り、いろんな話をしなくちゃいけない、ということです。そういう時間を持てれば、得るものも大きいでしょうから。演じてみたいのは好きなラブコメで、ちょっと抜けていて、奥さんに尻に敷かれている夫、みたいな役ができたらいいですね(笑)。それも“三枚目”なキャラで」

――最後に、キャストの皆さん全員にうかがっている質問をします。南さんが考える「心の豊かさ」とは?
 「人との確かなつながりがある、ということだと思います。人と話をしている時間って心を豊かにしてくれるし、自分を支えてくれる人がたくさんいてくれたら、それってとても豊かなことですよね。反対に、自分を頼ってきてくれた人たちのことを豊かにできたら、自分の気持ちもさらに豊かになる気がします。僕は自分のことを究極の人好きだと思っているんですけど、男女関わらずその人の本質を見極めようとしちゃうんですよ。ですから、女性も“対人間”として見てしまうので、気が付けば誰とでも兄と妹、みたいになっているんですよ。それはそれで、良いのかなって思っているんですけど(笑)」
  • 平山あやさん(汐見ハナ役)
  • 和田聰宏さん(加地立平役)
  • 南 圭介さん(富沢貴之役)
  • 黒坂真美さん(富沢 茜役)
  • ICONIQさん(井村美鈴役)
  • 綿引勝彦さん(十一役)
  • 水野久美さん(富沢佐智役)

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