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インタビュー

石黒英雄さん(百田瞬太役)

人物紹介

――「第三部 使命」に主演すると発表されたとき、どんな反響がありましたか?
 「僕はツイッターをやっていますが、そこに『ドロドロのドラマに出るんですか?』というコメントがあったんです。『そうじゃないんだけどなー』って思いました(笑)。それに、この作品はよく練られていて、見応えもあるのでそれを毎日楽しんでもらいたいな、と思いましたね」

――昼ドラは初出演ですが、ご感想は?
 「ときには朝から夜遅くまで1日で1話撮るぐらいのペースだったり、何話分かを並行で撮影したり、そう聞くと『大変だな』と思う人もいるかもしれないですよね。僕は俳優を続ける上で、いつかこういうタイトなスケジュールで作品に取り組まなければいけないときが来ると思ってました。そうなったとき、自分がどんな風に対応できるか、考えていたし、シミュレーションもしていたので、ようやくそれを確かめるときがきた、と。だから撮影には早く入りたかったですね。これまでいろんな現場で、そのときどきの自分の課題というものを見つけては改善、見つけては改善の繰り返しでここまで来たので、“昼ドラ=大変”みたいな恐怖心はまったくなかったです」
――実際のところ、“大変”なことはないですか?
 「しっかり身構えて、『いつでも行けます!』という気持ちでいるから大丈夫です。だから、ここまでは自分なりに対応できているんじゃないか…と思っています。ただ昨日のことですが、スタジオって結構熱が籠っちゃうんですよ。その暑さが(笑)。ちょっと体が重たく感じました。それは想定外で…」

――今後どうすればいいのか、と。
 「そうです。考えるんです(笑)」
――では、石黒さんの“今の課題”って何ですか?
 「ニュートラルな今の精神状態を保ちつつ、最後まで瞬太の心情や動きを丁寧に演じることでしょうか」
――医者役は初挑戦とのことですが、いかがですか?
 「お医者さんって、ドラマだったりドキュメンタリーだったり、よく取り上げられていますよね。医療の現場を扱ったドキュメンタリーを観ると、長時間手術して、寝ないで現場に戻る、みたいな壮絶な環境で。それに比べたら僕なんか楽なほうです。手術シーンは、手先に神経を行き届かせなくちゃいけないとか、時間がかかるとか、どこまでリアルにやればいいのかとか苦労はありますが、やりがいもすごくあるので弱音を吐く訳にはいかないですよね。また、この作品は登場人物が多く、たくさんの共演者の方とご一緒できるので、この出会いが必ず役者としてのステップアップに繋がると思っています」

――撮影前、瞬太としていろんな表情を見せたい、と語っていましたね。
 「脚本あっての瞬太ですが、とにかく脚本が面白いんです。それに星田良子監督からの“愛あるムチ”もあるので。星田監督についていけば大丈夫だと確信しています」
――瞬太の見どころは?
 「ちょっとずつ、ちょっとずつ堅い部分が柔らかくなっていく様でしょうか。そこは意識して演じている部分でもあります。話が進むにつれ、優しい瞬太がセリフから表情から、それに行動からどんどんにじみ出てくるので、そこをぜひ楽しんでほしいです」

――石黒さんは瞬太と志織の関係をどう思いますか?
 「患者さんあっての医者ですから、患者さんが前向きに変わってくれないと自分も変化できないと思うんです。志織が心を開き、変わっていくのは医者としてうれしいと思っているでしょうね。志織が瞬太に心を開いた瞬間から二人の関係がどう変わっていくのか。そこも注目して欲しいです」
――志織との出会いは決して良いものではありませんでしたが、瞬太はなぜ志織が気になるのでしょうか?
 「きっと自分にはない不器用さに引っかかっていると思います。人って自分と同じ不器用さを持っている人がいたとしたら、理解できると思うんですよ。そういう意味で、志織の不器用さは瞬太には理解のできない種類のものじゃないかな、と。何となく分かるようで、でもやっぱり分からない、みたいな(笑)。その微妙な距離感に惹かれてるのではないでしょうか」

――良介と瞬太親子のぎこちなさも気になります。
 「そこは星田監督も繊細に、こだわって撮っていますね。父さんのほうは父と息子の距離感っていうものをちゃんと保てていると思いますけど、瞬太が意識し過ぎなんですよね。子どもって親の良いところも悪いところも見ていて、良いところは当然、『超えたい』と思うでしょし、悪いところは絶対真似したくないと思うはずです。瞬太はその二つの整理がまだついてないんじゃないですか。だから父親とうまく向き合えないのだと思います。僕としても、二人のぎくしゃくしたところがおもしろく感じてもらえたらいいな、と思っています」
――瞬太の恵に対する気持ちとは?
 「あまりに恵さんが母さんに似てますからね…。ずっと写真で見ていた人が急に目の前に現れて動き出したわけですから、そりゃ、驚きですよ(笑)。瞬太は医師としては年齢からすると優秀ですが、技術面だけが優れていて、感情の面ではもろいと思います。まだまだ母親の面影を恵さんに重ねてますが、そこも変わっていくはずですから。見守ってください(笑)」

――第三部は「使命」というタイトルですが、石黒さんはこの言葉からどんなことを思い浮かべますか?
 「責任感。やらなくちゃいけないこと。人がしなくてはいけないことっていろいろありますが、その人の精神状態によって、『急がなくちゃ』と思うときもあれば『これをすればいいんだな』と余裕を持って考えられるときもあると思います。“使命”って、そのときの自分の心の状態が分かるものなのかもしれないですね。作品の中では、瞬太の使命がどう変化するのか、そしてどこに向かっていくのかが描かれます。使命との向き合い方でどんな風に瞬太が変わっていくのかもきっと観られると思います」
  • 石黒英雄さん(百田瞬太役)
  • 小泉麻耶さん(三上志織役)
  • 大熊ひろたかさん(飯島悠人役)
  • 遠藤雄弥さん(亀井大輔役)
  • 小沢真珠さん(西条美由紀役)

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