2008年05月08日

- ――まず、溝呂木さんが「花衣夢衣」の脚本に初めて目を通した時の印象を聞かせていただけますか。
- ドロドロと言われる展開なのに、登場人物にひとりも悪い人がいないんですよね。誰もが人を思いやっているのに、ささいな行き違いで少しずつ歯車が狂っていってしまう…とても悲しい物語だなと。
- ――溝呂木さん演じる祐輔は、中でも特に「いい人」という印象ですが。
- そうですね。祐輔は体が弱くて、ほとんどの時間を家の中で過ごしています。もっと卑屈になったり、兄さんに対する劣等感を抱いていても不思議はないんですけどね。本当に純粋なヤツなんですよ。
- ――溝呂木さんと祐輔では、似ている部分がありますか。
- 性別に関係なく、自分の好きな人に幸せになって欲しいという気持ちはよく理解できます。僕自身も昔ぜんそく持ちだったので、胸が苦しくなる辛さもわかりますし。ただ祐輔の思慮深さには驚かされます。死と隣り合わせの生活を送っていることが祐輔の心の強さに繋がっているのでしょうね。
- ――共演者の皆さんやスタッフとはどんなお話をされているのですか。
- 兄さん(眞島秀和さん)にはよく食事に誘ってもらいます。演技について真剣に語り合うこともありますが、ほとんどがくだらない話ですね(笑)。スタッフの皆さんには「ここに祐輔のシーンをさらに追加してください」とお願いをするのですが、大体却下されてしまいます(笑)。
- ――溝呂木さんは以前にも東海テレビの昼ドラへの出演経験がおありですね。
- ええ。このシリーズは撮影のテンポがとても早く、今どのシーンの撮影をしているのか混乱してしまうこともあるんですよ。ただ他の役者さんと一緒にいられる時間が長いので、他の方の演技をじっくり見学できるんです。いい刺激の場になっていますね。リハーサルにたっぷり時間を掛けているのも昼ドラならでは。リハーサルの場は、役者の素が出やすいですから、皆さんがどんなことを心がけて演技されているかがよくわかって参考になります。
- ――それでは最後に花衣夢衣の見どころを!
- 物語は真帆・澪を中心に進行していきますが、他の登場人物もみんなそれぞれに濃い人生を送っています。そんなことを意識しながらオンエアを観ていただけると、花衣夢衣をより深く楽しめると思いますよ!


