――第1シリーズから引き続きのご出演ということで、板前役もすっかり板についてきたようにお見受けしますが…。
実は僕、第2シリーズの撮影が始まる前に料理修行をしまして。もちろん、パート1の時にも料理の勉強はしたんですが、まだまだだなと思う部分が多々あったので、今回は友達がやってる創作料理居酒屋の厨房で、3ヵ月半ぐらい料理修行をさせてもらいました。
――具体的にはどんなことを学ばれたんですか?
野菜を切ったり皮をむいたり、基本的には仕込みの作業ですね。おかげで、包丁使いなんかは前に比べて上達したと思うんですが、いざ撮影に入ってみると、哲の手元が映るシーンがほとんどなかったという…(笑)。
でも、包丁をトントントントンと鳴らしながら手際よく千切りする姿とか、板場での立ち振る舞いとか、全体的な動きはパート1の時より板前っぽくなってるといいなと思いつつ、一生懸命やらせていただきました。
――ご自身が演じている哲はどんなキャラクターですか? また、演じる上で気を付けていることなどがありましたら教えてください。
ちょっとおっちょこちょいなヤツですね(笑)。プライベートはゆるいところもあるんですけど、仕事に入ったらビシッとする。その辺のメリハリはしっかりつけるようにしてます。あとはやっぱり、板場の忙しさやバタバタ感など、そのシーンの空気感を象徴するような芝居ができればいいなと思いながら演じてました。
――最後に、視聴者の方にメッセージをお願いします。
板場のシーンだけじゃなく、板場を出た時の哲にも注目してもらえると、哲の人となりが垣間見れたりすると思うので、ぜひそのへんも楽しんでいただけたらと思います。