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番組スタッフが綴る公式ブログ 心の書留帖

仲居さん対談

2015年03月24日

こんにちはHPライターのTです。ドラマもクライマックス間近。
ここで、「花嫁のれん」を支え、このドラマに欠かせない皆さんのコメントを紹介します。第1弾は仲居の知子、弘美、和代を演じる棟里佳さん、西慶子さん、宮田真帆さんの賑やかな対談をお届けします。

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――この第4弾はいかがでした?
棟「新しいメンバーがみんな可愛いかったですね。華やかで元気なパワーを
もらいました」
西「最初の頃、真知子さんに厳しく指導する場面があったんですが、意地悪な感じでなく、笑えるものになればいいなと思いながら、演じてましたね」
宮田「和代はこれまで全然成長していなかったんですよ。今回は後輩ができて、教える立場になりました! でも人に何かを伝えるって難しいですね」
西「メンバーが増えたからこそ、初心に戻れた部分もありましたね」
棟「この3人のことを言わせてもらえば、これまでのシリーズで一番コミュニケー
ションを取りながら演技ができたんですよ」

――なぜですか?
棟「前回の第3弾のとき、ぐ~んとみんなが親しくなって、そのままの良い雰囲気で撮影に入れたので」
西「みんないつも一緒だから。撮影の帰りは里佳ちゃんが車で送ってくれるんです」
棟「スタジオに通うルートの途中に、二人の家があるの」
宮田「大先輩なので申し訳なんですが、里佳ちゃんに甘えています」

――皆さんはお互いを"ちゃん付け"で呼んでいるんですよね。
宮田「仲居役はコミュニケーションを取る必要があるから"ちゃん付け"で呼び合おう、と里佳ちゃんが最初に言ってくださって」
西「私は第2弾からの参加でしたが、そのおかげでみんなとすぐ打ち解けられました」

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――やはりこの3人のリーダーは棟さん?
棟「そりゃ、そうですよ。私が一番年上だもの(笑)。でも影のリーダーは慶子ちゃん
かな」
西「また、そんなこと。違いますから!!」

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――以前、棟さんが「撮影が終わっても、知子が自分の中にずっといる」と話してくださったことがありました。それは変わらず?
西「その感覚、分かる。『かぐらや』のセットに行って、私が騒ぎ、里佳ちゃんがいさめ、真帆ちゃんが"天然"なことを言う(笑)。それがすごく当たり前なんですよ」
棟「仲の良い人って例え長い間会わなくても、再会するとすぐ以前のような関係に戻れるでしょ。そんな感じ」
宮田「私はちょっと不思議な感じもしています。大先輩のお二人を"ちゃん付け"で呼ばせていただき、仲良くもしていただき、演技も安心感がありつつ、楽しくもあります。とは言え私はやっぱり和代でなく宮田真帆だから、役と私自身を行ったり来たりしつつ、お二人と親しくしている感じが。たまに『先輩方にこんなこと言って大丈夫かな』って思うときもあります」
棟「そう? 意外に...」
宮田「意外になんですか? 里佳ちゃん教えてください!」
西「記者さんの前じゃ言えないわよね」
宮田「えー!!」
棟「うそうそ(笑)」

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――お話しをうかがうと、皆さんの仲の良さを感じます。
棟「私に内緒でサプライズバースデイパーティーを開いてくれたこともあるんですよ」
西「私がちょうど引っ越しをしたので、そのお祝いをしよう、と誘ったんです」
宮田「里佳ちゃんの陰に隠れ、こそこそ準備してんですけど...」
棟「それで『私に何か隠している!』と思ったんだけれど、私のお祝いだったの。
大感激」


――今後、仲居3人組にどんなことが起きると思いますか?
棟「このままでいいんじゃないかしら。知子はいつまでも女を捨てきれず、仕事をしていく感じが楽しいから」
西「弘美も仕事にも仲間にも恵まれ、家庭もあり幸せそうなので、現状維持で」
宮田「和代は何事に対しても、成長したいです。あ、それって私にも言えること
ですが」
棟「真帆ちゃんの成長は...」
西「ねえ?(笑)」
宮田「頑張りますから」
3人(笑)
棟「最後に真面目なことを言っていいですか。実は『花嫁のれん』の撮影中、身内に不幸があったんです。誰にも言わなかったし、本当だったらものすごく落ち込むはず
なのに、慶子ちゃん、真帆ちゃんだけでなく、主演のお二人を始め、この現場の皆さんの笑顔を見ていたら、『私、大丈夫だ』って思えたんです。今回はそんな作品に出合えたことへの幸運を強く感じたし、慶子ちゃんも真帆ちゃんも、いつも元気をくれて、ありがとうね」
西「(涙目)この3人の話がそんな良いコメントで終わるなんて里佳ちゃん、ズルい」
3人(涙と笑い)

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