4月2日(土)スタート毎週土曜よる11時40分 放送

火の粉

4月2日(土)スタート毎週土曜よる11時40分 放送

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最終話の副音声放送に番組ファン・NON STYLE 井上さん出演決定!

 5月28日(土)夜11時40分放送の【火の粉】最終話の副音声放送に、NON STYLEの井上裕介さんが、梶間尋恵役の朝加真由美さん、俊郎役の大倉孝二さんとともに出演します!
 井上さんはご自身のツイッターで番組のファンであることをつぶやかれ、「いつか出る側になってみたい」とのコメントを読んだ番組プロデューサーがすぐさまオファー。今回のご出演へとつながりました。
 ウェブやソーシャルメディア上で多くの視聴者の皆様とつながり、大変な盛り上がりを見せている【火の粉】。当ドラマらしいご縁となった井上さんの、ご出演にあたってのコメントです。

 ※副音声放送はテレビリモコンの「音声切替」ボタンを押すとお楽しみいただけます。

ご自身のツイッターで、この作品を楽しんでいる、とつぶやいてくれたそうですね。
 たまたま『ユースケ(・サンタマリア)さんの連ドラがおもしろい』というツイートを見つけ、僕もミステリーが好きなので、見始めたらええ感じにダークで(笑)。すぐにハマってツイートしました。毎週、できるだけリアルタイムで見ています。『土曜の夜はこれ見な』と(笑)。
本作のどんなところがお好きですか?
 シーンの切り替わり方が絶妙ですよね。すごく嫌なタイミングで切る(笑)。音楽も不協和音で、全編を通して居心地の悪さ、『あ、気持ち悪!』っていう感じがたまらないです。もともと“イヤミス”系と言われる、後味が良くないならそれが徹底している話のほうが好きなので、自分にこの作品のテイストが合ってたんでしょうね。
熱心にご覧いただいているんですね。ありがとうございます。
 『火の粉』は一週間に一度、リアルタイムで見ることで面白みが増すんですよ! 先週見たものの内容がいい具合に抜けているところで始まって、毎週最初に簡単な振り返りを見ていると、『せやせや、こんなことあったな』と思い出し、今週は武内が何をやるのかと期待感が増してくる。まあそこで、ブツッと場面が変わって、意味の分からないシーンで始まるんですけど、それがまたいい(笑)。
本作ではここまでに、どんなことが気になっていますか?
 もう、いろいろありますよ。バウムクーヘンはどう回収すんねん! ということを始め(笑)。武内が庭に散布している殺虫剤もただの殺虫剤なのか、もっと危険なものかも?と思ったりもしますし。
武内を演じているユースケさんについては?
 素晴らしいですよね。何度もお仕事をご一緒していて人柄も存じてますけど、武内を演じているときのあんな怖い顔、悪そうな顔を初めて見ました。どの表情も浮かべるタイミングがこれまた絶妙。最初に梶間家に挨拶に行ったときは、本当に善人そうでしたよね。普段のユースケさんのニュアンスを感じさせるような。そこからの落差がすごい、と。話が進んで、亡くなったお母さんにビデオレターを撮っている場面があったじゃないですか。そのときの表情は、『もしかしたら武内は、自分の正義の名のもと手を汚しているのではないか』と思わせるものだったので、そこでまた武内が何者なのか、よく分からなくなりました。俳優としてのユースケさんのすごさを感じています。
武内に関しては、ああいう人物をどう思いますか?
 心があるのか、ないのか分からないというか。武内ってどんな人間か、見る側に委ねられる気がします。梶間家に最初に現れたとき、雪見はきっとネガティブな気持ちのときだったと思うんです。だから武内に悪い印象を持ったんじゃないか、と。武内は色で言うと白でも黒でもなく、まさに“無色”。例えば今までのミステリーだと、白だと思っていたのに火であぶったら真っ黒だったとか、黒かと思きや、メッキが剥がれ白い部分が見えるとか、そういう感じのものが多かったと思います。でも、武内がここまでいろいろなことが明らかになっても、彼自身無色で感情っていうものが感じられない。激昂しているはずなのに、同時にものすごく冷静でいたりするから、見ている人が判断するしかないんですよね。
ところでもし、井上さんが梶間家のようにトラブルに巻き込またら?
 基本、ポジティブなので、もし隣人に狂気を秘めた人が引っ越してきても、『俺が住んでいるくらいだから、ええとこやし』とさほど気に留めないでしょうね。引っ越しの挨拶でいろいろなものをもらっても、俊郎さんみたいに『いいんですか~』と遠慮なく受け取るだろうし(笑)。トラブルが起きたら大変は大変でしょうけど、あまり深く考えないうちに終わってしまう気が…(笑)。
最終話となる第9話では尋恵役の朝加真由美さん、俊郎役の大倉孝二さんと3人で副音声を担当していただきます。お二人にどんなことを聞きたいですか?
 現場でユースケさんがどんなふうでいるのか、教えてもらいたいです。あの人の性格上、無口でいるのは難しいと思うんですよ(笑)。いつもの明るい感じで、“本番!”となると武内になり切っているのか、興味あります。それと朝加さんには、勲さんっていまどき珍しいくらいの亭主関白で尋恵さんにも結構キツいこと言っているから、もし本当にご主人にあんなこと言われたらどうします?と聞きたいですね。
視聴者の皆さんには最終話をどんな風に楽しんでもらいたいですか?
 話自体、最後にどうなるのか予想は全然つきませんよね。これまでだって、雪見が武内に取り込まれ、土下座したところで驚いたし、武内があっさり、自分が殺人犯だと打ち明けたときも『展開、早すぎるやろ!』とビックリしました。最終話だって、いろいろあったけれど実は武内が悪人じゃなかった、でも終れるし、武内以上に周りの人たち全員が悪人だった、でも終れる気がします。ナイフで指を切ったとき、切れ味がスパっときれいなら傷も早く治りますけど、パンナイフで傷つけたら、傷口もきれいじゃなくて、治りも遅いですよね。最終話は『何だこの傷口は!』というような、後味の悪いものも面白いと思います。僕個人は、悪は悪のまま終わって欲しい気もしますし。副音声で最終話を大いに盛り上げますので、ぜひ一緒に放送を楽しみましょう!
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