東海テレビ・フジテレビ系全国ネット「オトナの土ドラ」シリーズ第29弾
恐怖新聞

2020年8月29日(土)~10月10日(土)予定<全7話>
毎週土曜日23時40分~24時35分

―2020年、夏、恐怖の頂点は進化する―

70年代に空前のオカルトブームを巻き起こした
戦慄のコミック「恐怖新聞」を、
ジャパニーズホラーのレジェンド・中田秀夫が現代にリブート!

98年生まれ“奇跡の世代”屈指の本格派女優
白石聖が連続ドラマ初主演ホラーに挑む!
物語を予想だにしない展開に導くキーパーソンは黒木瞳
これまでにない怪演から目が離せない!!

追加キャスト決定!

主演・白石聖演じるヒロインの恋人役に佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBE)が決定!

主題歌決定!

オトナの土ドラ・初のホラー『恐怖新聞』の主題歌はTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE『FEARS』に決定!

「恐怖新聞」のために書き下ろされた新曲!
「見えない存在への恐怖」を、力強いボーカルワークで歌い上げる!

2020年の第3弾シングルの表題曲「FEARS」は、東海テレビ・フジテレビ系にて放送されるドラマ「恐怖新聞」の主題歌として書き下ろされた楽曲。

イントロから鳴り響く不穏なピアノの音色と共に幕を開け、終始張り詰めた緊張感と共にスリリングに展開するトラックは聴き手の心を掴みダークな世界へといざなう内容。

そして歌詞で訴えられるのは「見えない存在への恐怖」。
未知の状況下で誰もが心に不安や憂いを抱え、あがき苦しみながらも、明るい未来を願い前を向いて生きていく。

現代に生きる人々の心を代弁するように想いを込めたボーカルワークにも注目です!

企画概要

捕まったら、死ぬ『イット』、見たら、死ぬ『バード・ボックス』、音を立てたら、死ぬ『クワイエット・プレイス』など・・・
世界的に”ルール系ホラー”のリバイバルの波が来ている昨今。
呪いのビデオを見たら、1週間後に必ず死ぬ”元祖・ルール系ホラー”『リング』で、世界中を震撼させた中田秀夫が、70 年代にオカルトブームの火付け役となったつのだじろうによるオカルトマンガの金字塔「恐怖新聞」を原作に、新たな”ルール系ホラー”を世に放つ!


読んだら、死ぬ。

主人公小野田詩弦(20)は、京都市内の大学に通う女子大生。
念願の一人暮らしを始めた途端に、恐怖新聞が届くようになった。最初はイタズラだと思っていた詩弦だが、次々と新聞に書かれた通りの事件が起こり、信じるように…。前途洋々の大学生活が、死と隣り合わせの悪夢へと一変する!?
――恐怖新聞は、1 日読むごとに 100 日ずつ寿命が縮まるのだ。

次々と身に降りかかる不条理な恐怖の中で、自身が存在していることへの不安と向き合う事になる詩弦を演じるのは、98 年生まれの”奇跡の世代”の中で、演技力 No.1 の呼び声が高い白石聖。
白石が、詩弦の感情の機微を丁寧に演じ分ける事で、ホラーが苦手な方にもヒューマンドラマとして楽しんでいただき、詩弦に共感、応援していただけるドラマになる事を確信している。

シリーズ構成は、数多の作品を世に送り出してきた小説家・乙一。
最近では「ウルトラマンジード」のシリーズ構成もつとめ、脚本・監督を手がけた映画「シライサン」がスマッシュヒット中の鬼才だ。
猟奇的でグロテスクな作品から、物悲しく感動的な作品まで幅広く手掛ける乙一が、いまだかつて誰も体験した事がない驚愕の展開の波状攻撃で、視る人を感情のジェットコースターに導き入れる!

殺人、事故、虐待、自然災害、不正・・・未来に起こるありとあらゆる災厄を予言する恐怖新聞。
詩弦が誰かのために、未来を変えようと奔走し始めた時、彼女を取り巻く人間関係が音を立てて崩れ始める・・・
死へのカウントダウンが始まり、狂気と戦慄のサバイバルの中で詩弦はどう生き抜くのか―――
そして恐怖新聞に潜む驚愕の“真実”が明らかになった時、物語は想像を絶する展開を見せる。

「オトナの土ドラ」シリーズ29作目にして、初のホラー。「あり得ない!」と思わずツッコミながらも、写真を撮って SNS に上げたくなる外連味たっぷりの演出から、今回も目が離せない!
中田秀夫×乙一×白石聖のコラボは、どんな怖さのオーケストラを奏でるのか――

オトナの土ドラ史上、最も恐いドラマが、今、幕を開ける。

相関図

キャストコメント

小野田詩弦(おのだしづる・20):白石聖

連続ドラマ初主演で初ホラーに挑戦!
オトナの土ドラ「絶対正義」でコンフィデンスアワード・新人賞の実力派


【役どころ】
本作の主人公。京都にある大学2年生。
これまでは実家から大学に通っていたが、20 歳になったのをきっかけに大学近くのワンルームマンションで独り暮らしを始める。
喫茶店を経営する父の蔵之介とは一人暮らしの際のケンカが原因で絶縁状態となり、母の歌子がとりなそうとするも、気まずさゆえ、実家に足を向けられずにいる。
一人暮らしをきっかけに自転車宅配サービスのバイトを始めるなど自立心もありまっすぐな性格の持ち主で、芯が強く友達が多いタイプではないが、親友・桃香には心を許している。
突如自分に降りかかった恐怖新聞の災厄に対し半信半疑だったが、ある事をきっかけに、その不条理な災厄に立ち向かい降りかかる運命を変えていこうと自ら行動し、その根源の究明に近づいていく。

【コメント】
オファーをいただいた時は、素直にすごく嬉しかったです。ただ、連続ドラマ初の主演で、ホラー作品も初めてなので不安もあります。台本を読んだ印象は、つのだじろうさんの原作とはまた違う新しい「恐怖新聞」に仕上がっていて、撮影が楽しみになりました。でも読み進めるうちに、「次のページに何が起こるんだろう…あ~、やっぱり~、どんどんそんな方向に行っちゃうじゃん」みたいな“止まらない負の連鎖”で気分が沈みました(笑)。原作より恐怖感が強いと思います。

私が演じる詩弦は、巻き込まれていく役なので、周りの方のお芝居に影響されていくのかなと思います。会話のキャッチボールをしっかりやっていきたいです。また、見ている方が私と一緒に驚いてもらえるように、息遣いや表情を意識することでホラー表現の引き出しを作っていきたいです。撮影は京都で行われるので、日本の古き良き建物の外観や風景が、ホラーとの親和性を生んでくれたら、より面白い作品になるのではないかなと思います。

中田監督とは、お仕事をご一緒したい方がたくさんいる中で、ご縁あって自身初のホラー作品を撮っていただけるのでとてもありがたいです。役作りに関しては、「夜遅い時間帯なので、すっきりとしたわかりやすい芝居をしましょう」というアドバイスを頂きました。指示がすごく的確でわかりやすく「ついていこう!」という感じです。

見どころはたくさんありますが、詩弦が「自分が存在している意味は何だろう」と葛藤しながら成長していく姿もその1つです。
最終的には共感してもらえるような、目が覚めるようなお芝居ができればと思っています。そして「毎週怖いけどなんか見ちゃうんだよなぁ」と言われるような作品にしていきたいです。恐怖新聞が届く時間帯にドンピシャでお届けできるので、ぜひ楽しみに待っていて下さい。

小野田歌子(おのだうたこ・47):黒木瞳

中田組ホラーに“美”と“深み”を与える黒木瞳
一見娘想いの母親だが、意味深な存在感から目が離せない!


【役どころ】
詩弦の母親。
風水にハマっていて、楽天的な性格で、一家の要。
一本気な詩弦と武骨な夫の間に入り、小野田家を取り仕切る。
陽気で前向きな性格だが、その実は正義感に熱く、不条理なことは許せない。
日常、そのストレスを、ボールペンを独特なリズム感でカチカチさせたり、一か所に文字を書き続ける事で晴らす。
恐怖新聞の存在を知ることにより、独自の思惑で動きだすことにーーー。

【コメント】
今回で中田監督とご一緒させていただくのは4作目になるので、もう台本を開く前に OK を出しました(笑)。
「恐怖新聞」というタイトルを聞いただけで、どんなものが飛び出すだろうと思い、台本もものすごくわくわくしながら読みました。白石さんの演じる私の娘で主人公の詩弦にいろんな種類の恐怖が襲い掛かってくるんですが、いろんなものというのは、ホラーの王道でもあり、意外性のあるホラーでもあって。お話自体ただ怖いだけじゃなくって、人間味あふれるところも随所にあって、台本の読み応えは満点でした。

私の演じる母親の歌子は、たぶん一筋縄ではいかないお母さんなんだろうなと思います(笑)。最初の印象はよくつかめなかったのですが、「ここはどういう意味なんだろう?」というたくさんの謎をひとつずつ謎解きしていくと、私の歌子という役が浮かび上がってきたという感じです。きっとご覧になる視聴者の方も、「なんだろうこのお母さん?」という風に思っていただくと、より面白くなると
思いますので、いろいろ想像しながら役を広げている最中です。

白石さんとは初めての共演となりますが、監督には絶対の信頼感があるので現場に何の不安もないですね。ある意味アットホームな雰囲気なので、親子役もあまり違和感なく普通に入っていけました。やっぱり監督の持つ雰囲気作りっていうのがあるんですね。ほどよい緊張とほどよい安心感で、意外と役に没頭できます。

この作品に入る前に、プロデューサーが「この作品は3K だ」と仰っていて。「恐怖・ケレン味・共感」のことなのですが、それを聞いて、「あーなるほど、こういうものをお届けする作品なんだ」とストンと落ちてきました。
この「恐怖新聞」で皆さんに3K をお届けできるよう、しっかり演じたいなと思っております。

松田勇介(21):佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBE)

優しさからエゴまで、頼もしさから弱さまで、殺陣から切ないラブシーンまで...ありとあらゆる人間力が求められる難役に、LDH屈指の努力家・佐藤大樹が挑む!!


【役どころ】
バイトを3つ掛け持ちしているフリーター。 
多少、不器用で、口が悪い部分もあるが、根は優しい。デリバリーサービスのバイトをしていて、出逢った詩弦と恋に落ち、恐怖新聞と関わるようになった事で、人生が激変する。不条理な状況下の中で、勇介自身が潜在的に持っていた弱さとかエゴが浮き彫りになり、それが複雑な人間関係を生むことにーー

【コメント】
まさに“奇跡のタイミング”でした。久々の連ドラ出演で、初のホラー作品。何より素晴らしい共演者の方々と一緒にお芝居が出来る事が、率直に嬉しかったです。また後輩グループのTHE RAMPAGEが、ドラマの主題歌を担当し、普段から仲の良いメンバー達もドラマ出演を喜んでくれました。

僕自身、ホラー作品を見るのは好きなのですが、根っからのビビりで...でも、お化け屋敷は怖いけど入りたがるタイプ。そんな自分が「恐怖新聞」に挑戦することで、また一つ役者としてもステップアップできそうです。演じるのは、白石聖さん扮する主人公・詩弦の恋人でフリーターの勇介。色んな恐怖や試練に立ち向かう詩弦を側で支えようとする、真っ直ぐで、爽やかで憎めないキャラクターになればなと。
 
中田監督が過去に撮られた作品も拝見していますし、今回の出演が決まりホラー作品を沢山見て勉強しました。人間離れした物の怖さはもちろん、"人間のもつ本来の怖さ"みたいものを演出するのが上手い方だなと思いました。現場ではよく「今の○倍オーバーに!」や「ふたりの距離を今より○m縮めて!」などよく数字を用いてアドバイスを下さいます!僕はダメ出しとかをドンドン言ってもらいたい“M役者”なので(笑)、指導してもらって嬉しかったです。 

また台詞をさらっと言うのではなく、ひとつひとつ立てて、わかりやすく、聞き取りやすく、ということを意識しています。次から次へと恐怖や不幸が続くなかでも、詩弦と勇介のシーンでは、ニコって笑えるような穏やかなシーンやキュンとするようなシーンになればいいなと思っています。

「恐怖新聞」ほど、展開の読めないドラマは初めてです。設定もぶっ飛んでいて、挑戦的で、最後は「お見事!」という感じになっています。土曜の深夜、「そろそろ寝ようかな?」と思いながらふとテレビをつけた人が、「ちょっと待てよ!?」と眠気が覚めてしまうようなドラマだと思います。予想もできないような展開が次々とやってきます。ぜひ、楽しみに待っていて下さい!

スタッフコメント

演出:中田秀夫 コメント

つのだじろうさんの原作「恐怖新聞」は、我々の少年時代「必読漫画」でした。後年、「リング」の脚本家の高橋さんと「呪いのビデオ」のイメージを検討していた時に再読したりもしていたので、今回のドラマのお話を頂いたときは胸が躍りました。
乙一さん達による脚本も、原作の「怪奇さ」と「戦慄感」を大事にしつつ、現代の日本人に強くアピールするものになっています。


恐怖新聞と「契約」させられてしまうヒロイン白石聖さんとご一緒するのは初めてですが、彼女の持つ透明感、清楚さを大事にしつつ、その身に降りかかる「恐怖新聞の底知れぬ謎と災厄」に立ち向かう芯の強さを表現していただければと思います。
人々の「死」を次々と予言しつつ、契約者の寿命を縮めてしまう「悪魔的」な世界を、少年時代に魅せられた「オーメン」などの70年代オカルト映画を参照しながら、ケレン味たっぷりな、現代のミステリーホラーとして描きたいと思います。

プロデューサーコメント 後藤勝利(東海テレビ)

数々の「怖い」ドラマをお届けしてきたオトナの土ドラが、29作目にして初のホラーに挑戦します。
テレビドラマとしてはチャレンジともいえる取り組みに踏み切れたのには、いくつか理由があります。つのだじろう先生の許諾を頂けたこと。乙一さんと打ち合わせる中でホラーを描くことに自分なりの確信が持てたこと。そして何より、白石聖さんの出演が決まったこと、などです。
不条理でありとあらゆる怖さがヒロインを襲う今作において、最後まで応援し続けてもらえるヒロインの存在は不可欠でした。視聴者を釘付けに出来る圧倒的な存在感と、98年生まれ“奇跡の世代”の中でNo.1の呼び声高い演技力を持つ白石さんの演技にはぜひ注目して頂きたいと思います。

出演

白石 聖

佐藤大樹

駿河太郎
横田栄司
片山友希
坂口涼太郎
猪野学
 /
黒木瞳

放送概要

放送日時 2020年8月29日(土)~10月10日(土)
23時40分~24時35分(予定)
放送回数 全7回(予定)
企画 市野直親(東海テレビ)
原作 つのだじろう『恐怖新聞』
シリーズ構成 乙一
(『zoo』『GOTH』『暗いところで待ち合わせ』『くちびるに歌を』他)
脚本 高山直也
(『世にも奇妙な物語』『TWO WEEKS』『特命係長 只野仁』他)
音楽 兼松衆
プロデューサー 後藤勝利(東海テレビ) 
小松貴子  齋藤寛之  竹内絵唱(松竹株式会社)
協力プロデューサー 松本圭右(東海テレビ)
演出 中田秀夫 服部大二 井上昌典
制作 東海テレビ放送
制作・著作 松竹株式会社