06 蒲生麻由さん(手島実花役) 12月1日(火)更新

直の妹・実花を演じる蒲生麻由さんにインタビュー。実花の直や博人への思いについて語っていただきました。

●初めての昼ドラの現場はいかがですか?
「大変です(笑)スケジュールがタイトとか撮影がハードというのは想像していたんですけど、高橋(かおり)さんをはじめ、豪華な共演者の中でやらせていただいているので、しっかりしなくちゃっていうプレッシャーもありましたし、実花をつかんだと思ったら、また見えなくなって・・・と最初は考え込んでしまった時期も正直ありました。実花は、自己主張をしっかりするし、思ったことをそのまま言う女の子なんです。だけど私自身はどっちかって言うとサバサバしていて、女同士の争いを避けて平和に平和にって過ごしてきたタイプなんです。葛藤もあったけれど、私なりに演じた実花という役の“想い”が皆さんの心に伝わればいいですね。」
●その中で、どんな役作りをして現場に臨みましたか?
「周りにいる“姉妹”の妹に話を聞いたり、仕草を観察したりしました。聞いてみたら“そんなこと言っちゃう?”って、兄しかいない私には信じられないくらい厳しい言葉だったり、冷たい言葉を姉妹で言い合ってるんです。びっくりしました。だけど、その言葉って、相手を本気で思っているからこそ出てくる言葉なんだなって気がついて。実花のセリフにも、お姉ちゃんや博人さんへの愛や深い意味を加えないといけないなって、意識して演じるようになりました」
●第17話で実花は博人を怪我させてしまいますが…
「ピアノのふたを閉めてしまったというシーンだけ切り取れば、何て狂気な女の子だろうって思うかもしれないけど、そこまでの実花の気持ちを感じたら、苦しんでいる博人のためにとった行動なのかもしれないなって。3~4週目の台本をいただいたとき、何があっても博人さんを支えるっていう実花が、実は私自身ちょっと意外だったんですよね。「実花って純粋なんだな・・・」って。最初は浩志さんだったり、博人さんだったり、お姉ちゃんのものが欲しいとか、張り合いたいだけなのかなって思われた方にも、4週目で実花の博人さんへの愛が、もっと純粋なものなんだって気付いてもらえたんじゃないでしょうか」
●今後の見どころをお願いします!
「やっぱり、直と健の行く先ですよね。お互いを想っているのに、違う方向へ向かわざるを得ない2人を見ていてとっても切ないし、はがゆい。一人でいろんなものを背負い込んでいくお姉ちゃんを、イライラっとしながも、実花は実花なりに支えていこうとする姿も今後感じて頂けると思います。一緒にどきどきハラハラしながら見てください。あとは、実花の苦しい片想いの行方も見守っていただけたらうれしいです」