2月1日(月)スタート 毎週月~金 ひる1時25分

インタビュー

遠藤春子 役 ほの花さん

2016.02.26

春子はどんな女の子だと思いますか? ほの花さんは、小学4年生の春子より1つ下の小学3年生で年も近いですが、自分と春子と似ているところはありますか?
 明るくて、面白くて、大人も子どもも関係なくお友達になろうとする人だから、そこがすごいなと思います。私も、自分から話しかけて、誰とでもすぐにお友達になれるので、そこが春子と似ていると思います。

春子の好きなところは?
 面白いところです。お風呂あがりに牛乳飲むって言うのも、「おっさんかっ!」って思いました(笑)
そんな春子を、どうやって演じていますか?
 春子は大人でも子どもでも誰とでも同じ目線で話す子なので、言い方に気を付けています。「すみれちゃんだって、やれば出来るよ」っていうセリフがあったんですが、春子は上から目線で言っちゃうような子ではないから、そう聞こえないように言い方を考えました。
春子は、よくお母さんのお手伝いをしていますが、ほの花さんもしますか?
 春子みたいにお母さんと一緒にお料理を作っています。いちごジャムを作った時は、いちごのヘタを切ってたら包丁で手を切りそうになって怖かったけど、お料理は好きです。春子はお料理が得意な子なので、私も好きでよかったと思ってます。
これまでの撮影で一番印象に残っていることは?
 オオカミさん(野際陽子さん扮する“大女将”神楽志乃)とのシーンですね。野際さんは“ザ・大女将”で、「うわ~本物の大女将だ~」と思ったら息がつまっちゃうくらい緊張してしまいました。でも、パエリアを食べているシーンで、春子が大女将に話しかけたら、アドリブで返してくれて「やったー!」と思いました。
里子役の佐藤江梨子さんはどんな人ですか?
 すっごく優しい人です。お料理で油を使うシーンがあったんですが、私が油でやけどをしたら大変だって、「油じゃなくて他の物を使えばいいじゃない」と言ってくれたり、宮崎先生がお茶碗を割るシーンでは、私に破片が刺さったら大変だって、「缶の中で割ればいいじゃない」って言ってくれたり。ロケで寒かった時にもストールを貸してもらって、いつも私を守ってくれるんです。

まき役の遠藤久美子さんはどんな人ですか?
 私を膝の上に乗せてギュッと抱っこしてくれたり、いろいろお話をしてくれたり、優しい人です。春子の役も、私がセリフを言ってるっていう感じじゃなくて、「春子がしゃべっているようにしか見えない」って言ってくれて、すごくうれしかったです。佐藤さんも、遠藤さんも憧れの女優さんです。
今、10歳のほの花さんですが、このお仕事を始めたのはいつ頃で、どんなきっかけから?
 4歳の頃、テレビを見て「私もテレビに出たい!」と思って。1年間言い続けてたら、5歳になった時に、やっとお父さんとお母さんが「本当にやる気があるの?」って聞いてくれたから「やりたい!」と言いました。本当にやる気があったのに、1年間ほったらかしにされて(笑)
それだけやりたかったテレビに出るお仕事を始めて、一番うれしかったことは?
 今回、春子役に選ばれたのが、一番うれしいです。「やったー!夢かなえたぞー!」って。これが終わったらどうなってもいいって思うくらいうれしかったです。
その春子役をやってみて、どう思いましたか?
 お芝居は、相手に何を言われてどう感じるかが難しいです。役に変身しきるために、春子の気持ちを理解しようと思いました。

じゃあ、やっぱり将来の夢は女優さんですか?
 はい! いろんなドラマやバラエティ番組にも出てみたいです。
 憧れの女優さんは、夏木マリさん!『花咲くあした』(2014年 NHK BSプレミアム放送)というドラマで共演させていただいて。すごくかわいがってもらいました。打ち上げパーティーの時も、すごくクールでかっこよくて憧れました。