平成から令和へと元号が変わるのは5月1日ですが、身近なアレコレはいつ「新元号」の表記になるのかを調べました。

 まず『令和元年硬貨』は8月ごろの発行になるということです。その理由は、造幣局が新たな硬貨の“金型”を作るのに3か月ほどかかるからということで、その分、改元から時間がかかるということです。

 そして『免許証』も、令和にかわるタイミングで西暦と令和が併記される形となります。今年はGW10連休があるため、最短で令和表記の免許証を手に入れられるのは5月5日です。

 ただし、日曜日ですので、東海3県では岐阜県の場合は事前に予約しないと受付できません。もちろん有効期限が平成36年などと記載されている現在の免許証も有効です。

 ちなみに「令和に変えたい」という目的で免許証を更新することは、法律の規定でできないということです。

 そして、免許証と同じく有効期限がある『保険証』。名古屋市によりますと、市が発行する国民健康保険証は原則、毎年10月末に更新されるので、発行済みのものは平成31年10月31日までと書かれています。

 もちろんこのままで有効なのですが、もし「令和」に切り替えたいという人がいた場合、5月以降に近くの区役所で申請すれば交換してくれるそうです。

 最後に、そもそも今年度は平成31年度なのか令和元年度なのか…。政府は予算案については「5月1日以降は『令和元年度予算案』にする」としています。

 東海地方の自治体によりますと、岐阜県では「基本的にはどちらも間違いではない」としていて、また三重県では「今月中は平成31年度、5月1日以降は令和元年度と呼ぶ」としています。