第474回 東海テレビ放送番組審議会

1.開催日

平成20年9月9日(火)

2.出席者

出席委員

山川皓委員長、山内拓男副委員長、赤崎まき子委員、阿久津光志委員、神野重行委員、北川薫委員、坂井克彦委員、福和伸夫委員、矢崎藍委員、矢橋慎哉委員

社側出席

石黒大山代表取締役会長、淺野碩也代表取締役社長、山岸昌久常務取締役、山内公明常務取締役、木村高志取締役事業スポーツ局長、内田優取締役編成局長、広中幹男取締役報道局長、高木卓司制作局長、中根康邦情報制作局長、藤井潤制作局次長兼制作部長、磯部一敏制作局制作部プロデューサー

3.議 題

  1. 「東海テレビ開局50周年記念 ふるさと紀行スペシャル 技は時代(とき)を超えて ~世界が認めた和紙と日本刀の秘密~」
    (平成20年7月5日(土)午後2時00分から2時55分放送)を審議
  2. 報告:局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要報告(8月分)
  3. その他
  4. 配布資料説明

4.議事の概要

1.審議番組について委員からは

  • 美濃和紙と関の日本刀に受け継がれている伝統の技を自然の風景を織り交ぜ、落ち着いたナレーションと相まって、慌ただしい現実を忘れさせてくれた
  • 海外の名画の修復や礼拝堂のフレスコ画の汚れ落としに美濃和紙が使われていることや、ドイツの刃物メーカーの製品の一部が関市で作られていることは余り知られておらず、新鮮な知識を与えてくれた。
  • 日本のものつくりの原点である匠の技を、後世にどう引き継いでゆくべきかを考えさせられた
  • 和紙の繊維の均一性や刀の強さに触れていたが、それを科学的に理解できるように撮影した映像を加えていれば説得力が増した
  • 共に優れた地元の伝統工芸だが、どちらかひとつに絞り込んだほうが番組の深みが増したのではないか

等、活発な発言が相次ぎました

2.8月に寄せられた1,409件にのぼる問い合わせ、意見、苦情について概要を社側から報告しました。