第482回 東海テレビ放送番組審議会

1.開催日

平成21年5月12日(火)

2.出席者

出席委員

山内拓男委員長、坂井克彦副委員長、赤崎まき子委員、阿久津光志委員、石田好江委員、井上隆邦委員、神野重行委員、北川薫委員、福和伸夫委員、矢橋慎哉委員

社側出席

石黒大山代表取締役会長、淺野碩也代表取締役社長、山岸昌久常務取締役、山内公明常務取締役、木村高志取締役事業スポーツ局長、内田優取締役編成局長、広中幹男取締役報道局長、高木卓司制作局長、中根康邦情報制作局長、阿武野勝彦報道局専任局次長、斎藤潤一報道局報道部ディレクター

3.議 題

  1. 「罪と罰 娘を奪われた母 弟を失った兄 息子を殺された父」
    (平成21年4月12日(日)16時00分~16時55分放送)を審議
  2. 局に寄せられた視聴者からの意見、苦情等の概要報告(4月分)
  3. その他

4.議事の概要

1.審議番組について委員からは

  • 名古屋・闇サイト事件、半田保険金殺人事件、長良川木曽川連続リンチ殺人事件の3つ事件を通して、死刑制度について改めて考えさせられた
  • 裁判員制度のスタートを前に、人が人を裁くことの責任の重さを描いたタイムリーな番組だ
  • 被害者の遺族であっても加害者の死刑を望む人もいれば、望まない人もいる。遺族の長年にわたる苦しみや悲しみ、複雑な心境が伝わってくる
  • 犯罪者といえども、その命を断つことを自分が判断できるのか。この問いかけに答えは出せず、市民が裁判員となることは本当に必要かと思った
  • 裁判員制度への問題提起か、死刑制度の是非を問うのか判然としないところがある
  • 今後、市民が裁判員になった時、何を基準に判断すればよいのかの考察があればもっと番組に厚みが出たと思う

等、活発な発言が相次ぎました

2.4月に寄せられた1,489件にのぼる問い合わせ、意見、苦情について概要を社側から報告しました