藤田保健衛生大学病院の佐野公俊医師、64歳は、
“無血手術”の技術や、“クリッピング手術”の世界的権威だ。
脳動脈瘤の手術用のクリップ、『佐野クリップ』でも知られる。
脳外科の名医と知られる佐野先生のもとには、全国から大勢の患者が集まる。
佐野先生が専門としているのが、「脳動脈瘤」の手術。
放っておくと、「くも膜下出血」の原因となる脳内の動脈に出来たコブを
クリップでとめるというものだ。
取材した日、福岡から佐野先生を頼り一人の女性がやってきた。
他の病院で以前、同様の手術を受けたが、今回はどうしても佐野先生に依頼したいという。
佐野先生は、手術を控え不安な気持ちの女性とその家族に、手術の説明を丁寧に行う。
そして、2日後、彼女の手術が行われた。
手術では平常心が大切という佐野先生は、演歌を流しながら、手術を始めた。
脳や血管を傷つけたら、一大事。およそ3時間かけ、動脈瘤にクリップをかける・・・。
患者の心情を慮り、常に笑顔、また、患者の体を考え丁寧な手術。
神の手・・・ゴッドハンドを持つ外科医師に密着した。
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