新型コロナの感染拡大による緊急事態宣言で延期となっていた、名古屋の東山動植物園でのレッサーパンダの公開。3月10日からに決まりました。

 東山動植物園で3月10日から公開されるのは、繁殖を目的とするブリーディングローンで他の動物園から借り受けたメスのまるこ(2歳)と、オスのずん(2歳)、オスの令(1歳)の3頭のレッサーパンダです。

 園は市民から寄付されたおよそ1億7000万円を元手に獣舎を整備し、当初1月29日に公開する予定でしたが、新型コロナの感染拡大による緊急事態宣言が出たため延期していました。

 新型コロナ対策で密を避けるため、当面は一度に屋内展示室で観覧できる人数を15人程度に絞り、混雑状況に応じて時間制限を設けることにしています。

 東山動植物園でレッサーパンダが公開されるのは、39年ぶりです。

※画像は東山動植物園提供