新型コロナの影響で1年延期となっていたロボットの国際大会が愛知でスタートし、世界各国の最新技術が集結しました。

 最新の工業用ロボットから、家庭で活躍するお掃除ロボットまで揃います。

(リポート)
「Aichi Sky Expoでは、世界各国から集まったロボットの競技会が行われています」

 ロボットの技術を競い合う「ワールドロボットサミット」。会場には、最新の技術を凝らした約60体のロボットが集められました。

 イベントのアンバサダーを務める俳優、ディーン・フジオカさんも夢中になった遠隔操作で動くロボットは、カメラやスピーカーが装備されていて、遠く離れた場所でもコミュニケーションが取れるため、災害現場のほか、介護の現場などでの活躍が期待されています。

 人に代わってお店の商品を陳列するためのロボットは、おにぎりやお弁当など重さや形などがバラバラの商品でも、正確に並べることができます。

経済産業省の担当者:
「コロナ禍で非接触とか、そういった社会課題がどんどん大きくなると思います。ロボットが今の領域よりさらにできることを増やして、ロボットと人間が共生する社会を実現したいと思います」

 このイベントは、新型コロナ対策で無観客で行われていますが、9月12日までの大会期間中、展示や競技などを公式ホームページからオンラインで見ることが出来ます。