愛知県一宮市の小学校の校庭で毒を持つ「セアカゴケグモ」が見つかり、学校は児童に対し注意を呼びかけています。

 一宮市によりますと、21日午前10時半ごろ、市立三条小学校の校庭で、休み時間に遊んでいた4年生の男子児童が、鉄棒の支柱にセアカゴケグモがいるのを見つけました。

 見つかったのはオスとメスの成体あわせて2匹と卵2個で、次の日教員が駆除し、これまでに児童に健康被害は出ていません。

 特定外来生物の「セアカゴケグモ」は、咬まれると激しい痛みや腫れ、めまいのほか、呼吸困難などの症状が出ることがあります。

 一宮市では今年7月、別の小学校でもメスの成体2匹と卵3個が見つかっていて、学校では見つけても触らないよう、指導しています。