64人もの市職員を懲戒処分…元自治会長の要求に応じ勤務時間中にゴミ箱設置等 処分された職員計155人に
三重県津市で、元自治会長の男性が市から補助金をだまし取った事件をめぐり、市が64人の職員を懲戒処分しました。
この事件では、津市相生町の元自治会長の男性(61)が市の元幹部職員らと共謀し、自治会のごみ箱の設置などでウソの見積書を作成し、市から補助金をだまし取った詐欺の罪に問われ、9月に懲役3年・執行猶予5年の判決が確定しています。
津市は調査の結果、元自治会長の要求に応じて、勤務時間中にごみ箱の設置などに関わったなどとして、幹部職員を含む64人を減給や戒告などの懲戒処分としました。
また91人の職員を訓告処分としていて、処分された職員はあわせて155人にのぼります。