南海トラフ巨大地震の事前避難の訓練が愛知県豊橋市で初めて行われました。

 訓練は、高知県の室戸岬沖でマグニチュード8.4の地震が発生し、気象庁が東海地方でも南海トラフ巨大地震の発生が高まったとして「臨時情報」を発表した想定で始まりました。

 豊橋市の職員や自衛隊などおよそ100人が参加し、関係機関との連携を確認したほか、子育て中の職員にも対応するため、市役所内に臨時的な託児所を開設する作業も行われました。

豊橋市役所防災危機管理課の主任:
「実際に被害がまだ出てないと言う事ですけども、大丈夫だろうとは思わずに避難指示等が出たら、すぐに避難していただくことが大事になってきます」

 このほか、避難所を開設する訓練では、市の防災アプリを使って受付する手順なども確認していました。