名古屋駅前のシンボル「ナナちゃん」人形が9日、“お化粧直し”のため駅前を3週間ほど留守にします。

 1973年に名鉄百貨店の前に登場して以来、名古屋駅前のシンボルとして愛される「ナナちゃん」。

 午後3時過ぎ、ナナちゃんの足元に柵が設置され、衣装が脱がされました。いつもの「衣替え」かと思いきや…。

(リポート)
「今、ナナちゃんから左腕が外されました」

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 なんと、ナナちゃんを解体。

名鉄百貨店の担当者:
「ナナちゃんはこれからお化粧直しのために、しばらく留守にさせていただきます」

 実は12月1日に控える名鉄百貨店の開店67周年に合わせ、全身をメンテナンスするというナナちゃん。

 名古屋から京都に旅立ち「お化粧直し」をするということです。ナナちゃんがこの場所を離れるのは、通路の改修工事が行われた2006年以来、実に15年ぶり。街の人は…。

名古屋市民の女性:
「クリスマスの衣装に模様替えかなと思って足を止めていたら、何かそうじゃない物々しさを感じたので。ここにナナちゃんがいないのは、やっぱり名古屋の人にしたら寂しい限りですよね」

 ナナちゃんは、3週間ほどかけて京都で化粧直しを終えたあと、12月1日の朝にはリフレッシュした姿で名古屋駅前に帰ってきます。