サザエさん

　＜男の休日＞
　休日、めずらしくマスオは１人で留守番をすることに。気ままに休日を満喫しようと、まずは二度寝をしようとする。が、昼飯目当てのノリスケがやって来る。フネ達がいない事に落胆するノリスケに、マスオは「一緒に独身時代のようにのんびりしよう」と提案。賛同したノリスケは昼食の材料を買ってくると言い、マスオから財布を受け取る。

　＜先読みの達人＞
　フネは喉の調子を気にする波平に、さりげなくしょうが湯を出す。さらに出かけるワカメに、アイロンをかけたハンカチをそっと差し出す。サザエはフネのよく気の回る様子に感嘆する。「私も母さんみたいになりたい」と言うと、カツオは「相手の先を読めないから無理」と言い放つ。カチンときたサザエは、相手の先手を打とうと決意する。

　＜うちの見返り美人＞
　めずらしく着物を着て出かけたサザエは、途中で堀川に出会う。堀川は着物姿のサザエを見て「切手に出たことはありませんか？」と尋ねる。サザエが堀川の持っている「見返り美人」という切手にそっくりだというのだ。「美人」と言われ喜ぶサザエ。マスオは、マニアの間で評判の、非常に価値のある切手を堀川が持っている事に驚く。