日本全国!こんな所にスゴイ人 銅像スター調査隊!

更新日:2019.06.19 10:33

日本全国!こんな所にスゴイ人 銅像スター調査隊!

放送日:6月23日(日)16:05~

カテゴリー:バラエティ・音楽

 全国の偉人の銅像の数を調べると、およそ5,000体あった。都道府県別では、東京都の509体が1位。2位が埼玉県の221体、そして3位が北海道で210体の順となっている。
 今回は、数多くの銅像の中から、井上勝、江戸川乱歩、そして古関裕而の3人の偉人たちの知られざるエピソードや意外な歴史を浮き彫りにしていく。
 日本の玄関口となる東京駅に銅像がある。彼の名は、井上勝。明治初期、日本近代化に大きな影響を与えた“長州ファイブ”の一人で、「鉄道の父」と呼ばれている。幕末から明治への激動の時代。長く鎖国政策をとっていた日本で暮らす井上勝は、どのようにして鉄道技術を身につけたのか?それは、国禁を犯し死罪を覚悟しながらイギリスへ密航する事から始まった。その井上勝の実像に迫る。
 三重県名張市の近鉄・名張駅前に銅像があった。この銅像の方は、平井太郎といい、ペンネームは江戸川乱歩。彼は、日本推理小説界の先駆けで、“怪人二十面相”や“少年探偵団”などの推理小説を生み出し、世の子どもたちをワクワクさせた。そんな江戸川乱歩の人生を辿っていくと、彼の様々な表情が見えてきた。
 福島県の福島駅前には、ピアノのような楽器を演奏する姿を模した銅像があるが、その銅像は、突然音楽を奏で始める。この銅像の正体は古関裕而。昭和を彩った数々のメロディを生み出した作曲家で、生涯5,000曲もの作品を作曲してきた。古関の楽曲の多くは、誰もが一度は耳にしているだろう。福島の銅像スター、古関裕而の作曲家人生に迫る!