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ドラマ撮影現場レポート
トミー ヒルフィガー全面協力による原宿ロケ
中尾ミエさんが「77 歳のショップスタッフ」に!?
1 月 7 日(土)からスタートした「三千円の使いかた」。「貯蓄」や「節約」を切り口に人生や家族のあり方を考える、今までにないホーム“マネー”ドラマだ。原作は原田ひ香さんによる人気小説。そこに描かれている親子三代の女性それぞれの悩みに共感が集まり、累計 76 万 3 千部突破(2022 年 12 月 2 日現在)のベストセラーとなっている。
昨日放送された第2話で話題を呼んだのが、アパレルのショップスタッフへと華麗な変身を遂げた御厨(みくりや)家の祖母・琴子(中尾ミエ)のワンシーン。今回は「三千円の使いかた」撮影現場レポートとして、その撮影の模様をご紹介!
原宿の中心地にある、トミー ヒルフィガーでロケを敢行
「はい! カーット!」。
早朝の表参道に響く監督の声。この日、原宿・表参道の神宮前交差点で、土ドラ「三千円の使いかた」のロケが行われていた。ホームドラマが多い土ドラの場合、撮影が行われるのは東京近郊の一軒家などが多いが、そんな土ドラの撮影がなぜ原宿のど真ん中で? その答えは、昨夜放送された「三千円の使いかた」第 2 話をご覧になった方ならお分かりの通り。77歳の祖母・琴子が、生きがいを見つけようと終活ならぬ就活を始め、紆余曲折あった末に就職した先が幅広い世代に人気のブランド「トミー ヒルフィガー」だったから。この日は琴子が店舗で働くシーンや、心配で様子を見に来た美帆(葵わかな)や真帆(山崎紘菜)、智子(森尾由美)とのシーンなどの撮影がトミー ヒルフィガー表参道店と、トミー ヒルフィガーを運営する PVH ジャパンの本社を借りて行われた。
中尾さんが着こなす2023春夏コレクションにも注目!
今回のドラマ化にあたり、琴子の就職先を原作とは異なるアパレルショップに設定変更。この狙いについて遠山圭介プロデューサーは「77 歳で再就職するという琴子の思いきった決断をより映像的に印象づけるため、今回の設定にしました。上質なカジュアルというイメージのトミー ヒルフィガーは、琴子を演じる中尾ミエさんの華やかな雰囲気にもピッタリ。琴子が生き生きと働いている感じが、よく出ていると思います」と語る。

デパートやショッピングモールに入っていることの多いトミー ヒルフィガーの店舗の中で、神宮前交差点に面したこの表参道店はまさにブランドを象徴する店舗。実は世界中にあるトミー ヒルフィガーのショップの中でも数少ない、グローバルフラッグシップストア(規範店)の一つでもある。

トミー ヒルフィガーによれば、「衣装協力でドラマにかかわったことはありますが、この表参道店がドラマロケに使われるのはたぶん初めて」とのこと。今回は開店前の店舗をロケで使うだけでなく、衣装にもトミー ヒルフィガーがセレクトした2023 年春夏コレクションを使用、さらに接客シーンやバックヤードでの休憩シーンではショップスタッフの方にも参加してもらうなど、まさにトミー ヒルフィガー全面協力という形で撮影が行われた。
琴子の仕事ぶりに、お店の方からも太鼓判
表参道店では琴子が面接に受かった場面や、働き始め接客にあたる場面などを撮影。ロングカーディガンにジーンズという、目を引くカジュアルな衣装に着替えた中尾さんは、着こなしのポイントなどをショップスタッフに入念に確認していた。芝居の流れで琴子が真帆や智子に勧めたアイテムに関しては、「この後、御厨家の場面で着てもらったら?」といった提案も。その様子を見ていたトミー ヒルフィガーのスタッフによれば「ショップスタッフにシニア年代はいないのですが、琴子さんは以前デパートに勤めていたという設定ですし、もし働いていたら幅広い年代のお客様にピッタリのご提案をしていただけるのではないかと思います」と、中尾さんの仕事ぶりに太鼓判。撮影が終了し、中尾さんが「雇ってくれる?」と尋ねたところ、「もちろんです!」と即答するほど。実際に人生経験豊富な中尾さんがショップスタッフだったら、コーディネートのポイントだけでなく、「3 回目のデートだったら、こんなファッションがいいわよ」みたいなアドバイスをしてもらえるかも!?

働く楽しさを思い出した琴子の今後は?
3 話以降も、琴子がトミー ヒルフィガーで働くシーンが描かれる予定で、この日は休憩時間のバックヤードで自慢の手料理を若いショップスタッフに振る舞う、といった場面が撮影された。再び働き始めたことで「人の役に立つことの喜び」を再認識した琴子が、この後どんな決断をするのか。そして御厨家の女性たちにどんな出来事が待ち受けているのか。トミー ヒルフィガーを着こなす中尾さんはもちろん、「三千円の使いかた」の今後の展開から目が離せない!