令和最初の夏にお届けする「オトナの土ドラ」は
禁断の愛に翻弄され、崩壊する家族を描く人間ドラマ

それぞれ断崖

犯罪被害者家族と加害者家族の崩壊と再生を描く、戦慄の人間ドラマに遠藤憲一が挑む!

2019年8月3日(土)23:40〜放送スタート

Introduction

「被害者の父」と「加害者の母」。
心の断崖を抱える二人の愛の行方に、目が離せない。

家庭内暴力をふるう不登校の中学生が殺害された。加害者は、13歳の同級生。
殺人を犯しても少年法で守られていて罪には問われない。悲劇の夜、「被害者の父」は酒に酔い、怪しげな店で遊んでいたことが発覚。妻や娘たちに恨まれ、警察からも疑いをかけられる。加えて、加害者少年への怒りを爆発させたことで、人でなし呼ばわりされ、世間からの容赦ないバッシングを受ける。

職を失い、家族の絆が綻び、やり場のない怒りを抱えた「被害者の父」。生きる支えは、息子の無念を晴らすこと。矛先を向けたのが「加害者の母」で、儚げな美しさをもつ、シングルマザーだ。法律に守られた少年の行方や、殺人を犯す少年を育てた母親の動向を知るために、怒りと復讐心から己を偽り近づいてゆく。だが運命は、皮肉だった。

主役となる「被害者の父」、志方恭一郎を演じるのは遠藤憲一。この春、月9「ラジエーションハウス ~放射線科の診断レポート~」で見せた、ダメ父も心温かで男気のある役柄から一転、「被害者の父」と「加害者の母」が惹かれあう、という複雑な役どころを、円熟味を増した遠藤がどう演じるのかが注目だ。

社会派ミステリーの名手×遠藤憲一

原作は、社会派ミステリーの名手・小杉健治が描く「それぞれの断崖」。重厚な人間ドラマを描く第一人者と、人間の心の機微を演じたら右に出る者のいない遠藤憲一が、去年2月のオトナの土ドラ「家族の旅路」に続き、がっぷりと組み合う。

Story

志方恭一郎は、理不尽な会社の対応で、得意先の部長を裏切ってしまう。
やりきれない思いで帰宅すると、待っていたのは息子の訃報だった。
14歳の恭介が刺殺されたのだ。警察やマスコミにアリバイを調べられ、恭介が死んだ時間によからぬ場所に出入りしていたと家族からも責められ、疑われる恭一郎。だが、事件は思わぬ展開をみせる。

恭介と同級生の少年・八巻満が捕まったのだ。年齢は13歳。少年法で固く守られ、14歳に満たない者に、犯した罪に見合う刑罰が下されることはない。
その事実を知った志方が取った行動は……

仕事人間だったことを非難され、息子殺しを疑われ、加害者の少年への怒りを爆発させたことで人でなし呼ばわりされる恭一郎。仕事を失い、友を失い、家族からも背を向けられた父親の生きる支えは、息子の無念を晴らすこと。それは、大罪を犯しながら、少年法に守られている加害者の少年と、殺人者を育てた母親へ向けられた、激しい憎悪だった。

だが運命とは皮肉である。絶望の淵でもがく恭一郎が、自分と同じ痛みと悲しみを加害者の母親・八巻はつみの中に見た時、加害者の母親もまた、孤独にもがき苦しんでいると気づき、気持ちは大きく揺らぐ。血を吐くような思いを抱えた者同士、共に背負っている重い十字架から、いっときの解放を求めてすがり、寄り添っていく。
破滅へと突き進み、暗い断崖へと堕ちてゆく二人の許されぬ愛の行方は……

CAST・STAFF

出演者

志方 恭一郎
遠藤憲一
八巻 はつみ
田中美里
八巻 満
清水大登
志方 恭介
渡邉蒼
志方 真紀
永瀬莉子
志方 真弓
仁村紗和
若菜 秀一
内田滋
丹野 忠臣
梨本謙次郎
戸田 洋平
目黒祐樹

志方 雪子
田中美佐子

スタッフ

企 画 横田 誠(東海テレビ)
原 作 小杉 健治 「それぞれの断崖」(集英社文庫)
脚 本 洞澤 美恵子
音 楽 羽岡佳
主題歌 CHEMISTRY「Angel」(Sony Music Labels)
音楽プロデュース 細井虎雄
演 出
  • 村松 弘之 「家族の旅路」「ドクターカー」「オンナミチ」など
  • 藤木 靖之 「新・牡丹と薔薇」「風のロンド」「真珠夫人」など
  • 遠藤 光貴 「トットちゃん!」「闇金ウシジマくん」など
プロデュース
  • 西本 淳一(東海テレビ)
  • 大久保 直実(ビデオフォーカス)
制作著作 ビデオフォーカス
制 作 東海テレビ