アンナ・ヴィニツカヤ ピアノ・リサイタル

ロシア生まれ。2007年にエリザベート王妃国際コンクールで優勝し、以降世界各地で活躍しています。日本国内でも、N響、都響、大フィル、また、フィドセーエフ、インバル、ウルバンスキらと共演。2018年にはサントリーホール(大)でリサイタルを行いました。同年、NDRエルプフィルの日本公演でグリモーの代役に急遽抜擢(指揮:A・ギルバート)、昨年、ベルリン・フィルとの共演を果たすなど(指揮:I・フィッシャー)、今欧州で最も注目されているピアニストの一人。しらかわホールに初登場します。

プログラム

◎曲目
シューマン:アラベスクOp.18、ピアノ・ソナタ 第1番Op.11
ショパン:即興曲全曲
ラヴェル:優雅で感傷的なワルツ、ラ・ヴァルス

ピアニスト アンナ・ヴィニツカヤ インタビュー

来日公演のプログラムについて
シューマンの《アラベスク》とピアノ・ソナタ、ショパンの即興曲全4曲、ラヴェルの《ラ・ヴァルス》と《優雅で感傷的なワルツ》を弾く多彩なプログラム。
「シューマンのソナタとラヴェルの2曲は、新しいレパートリーですが、今回のプログラムは、私の好きな作品ばかりで構成しています。
ショパンとラヴェル作品の組み合わせは、ぴったりだと思っています。ショパンの作品は、ポーランドにルーツがあると思いますが、同時にフランスらしい軽やかさもある。ラヴェルは、今回《ラ・ヴァルス》と《優雅で感傷的なワルツ》を演奏しますが、そこにはヨハン・シュトラウスの大きな影響があって、作品には二人の作曲家のキャラクターも見え隠れしていて、なかなか面白いです。ラヴェルは他の作品でCDも収録していますが、私にとても合っていると思います。」

シューマンへの恋
「シューマンには、実は深い繋りを感じています。というのも、私が取り組んだ最初の大きな作品がシューマンの《謝肉祭》で、この作品が大好きでした。そして作品だけでなく、人間、ロベルト・シューマンが大好きになりました。当時の私は、10代の夢見がちな少女で、シューマンに恋していました。そして立て続けに、彼の作品を演奏していきました。まずは、ピアノ協奏曲、そして、《クライスレリアーナ》、五重奏曲もトリオも。ですから、シューマンとのつながりは、10代のその頃から、私の中にずっと残っていて、今でも彼の作品が大好きなのです。今回演奏する《アラベスク》やソナタが作曲された初期は、シューマンが、《子供の情景》、《クライスレリアーナ》、《フモレスク》など、美しい作品を残した彼の最も輝かしい時代だと思います。クララを深く愛し、彼にとって最高にロマンチックな時代だった。もちろん、その後には、大変創造的な時間が訪れますが、それは同時にとても過酷な時でもあった。」

新たなレパートリーへの挑戦
「毎シーズン新しいプログラムを演奏したいと思っていますし、新たな作品を学ばなければならないと思っています。それによって私自身が成長し、音楽的にも進化することができるからです。もちろん、ずっと取り組んでいる作品でも成長はできます。例えば、プロコフィエフの協奏曲2番は、何年も演奏し続けている作品ですが、毎回違うアプローチで演奏をし、常に新しいものを見つけています。」

音楽家としての使命
「聴いてくださる皆さんに音楽によってより良い人生が訪れるような機会を与えること、それが私の音楽家としての使命だと思っています。クラシック音楽は、人生を豊かにするものであり、崇高な芸術です。そこには、神と関わりのあるような、多くの人が理解はできなくても、感じることができる何かがあります。私は、コンサートでは常に、人々の心が浄化されるような、そんな雰囲気が作れたらと思って演奏しています。音楽を聴いて心が洗われる、、、私の演奏でそんなことができたらと思っています。」

輝かしい近年の活動
2007年のエリザベート王妃国際コンクール優勝以降
「エリザベート王妃国際コンクールは、私にとって大きな後押しとなりました。それ以来、私の人生は変わったとは言いませんが、たくさんの素晴らしいリクエストがあり、以来、定期的にコンサート活動もするようになりました。コンサートは、シーズンにおよそ50回行っています。それ以上は望みません。来季は、もう少し多くなりますが60回が自分にとっての上限です。」

大成功を収めたベルリン・フィル公演でのハプニング
「今シーズンは初めてベルリン・フィルと共演ができました。それは、私にとって素晴らしい経験でしたし、とりわけ記憶に残るものでした。というのも、一緒に演奏する予定だった指揮者が体調を崩し、オーケストラとのリハーサルを指揮者なしで行ったのです。プロコフィエフの2番の協奏曲です!こういう曲は、ふつうは指揮者と一緒に演奏しなければいけません。とはいえ、指揮者不在の中で、オーケストラの皆さんも私も素晴らしい集中力で演奏ができ、忘れられない瞬間になりました。」

欧州名門オケのレジデントアーティストに次々と就任
「10年近く一緒に演奏している指揮者マレク・ヤノフスキが、昨年再びドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任し、私を招待してくれました。でもレジデントアーティストは、今回が初めてではなく、2018年には、ケルンのWDR交響楽団にも招かれましたし、来シーズンはブリュッセルやフランクフルトからもお声がけをいただいています。このような機会は、私にとっては大変嬉しく光栄なことです。同じオーケストラと何回も演奏を重ねることができるからです。例えば、今回ドレスデンでは、ヤノフスキと最初のコンサートを行い、2月にはソロ公演も行いました。4月にはバッハのプロジェクトを行う予定で、シーズンの終わりには、またオーケストラと共演します。様々な面から自分の音楽を見せることができ、オーケストラを良く知ることもできます。これは非常に大きな利点です。彼らは、私がどのように演奏するかを、私も彼らがどのように演奏するかを理解しています。その方がずっと楽しいですし、そういうことができることに感謝しています。」

出演者

  • アンナ・ヴィニツカヤ

基本情報

日程

2020/9/6(日)15:00開演

会場

三井住友海上しらかわホール

お問い合わせ

東海テレビ放送 事業部

052-954-1107
(平日10:00~18:00)

主催

東海テレビ放送

協賛

三井住友海上

協力

クラシック名古屋

プレミアムタイム公式サイト

チケット情報

料金

S席6,000円

A席4,000円
U25 2,000円
(全席指定・税込)

プレイガイド

  • 東海テレビチケットセンター

    052-951-9104 
    (平日10:00~18:00)

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