これまでの物語

 これまで、「男には夢とロマンが必要だ」と言う宗佑(津田寛治)を応援してきた翔太(草川拓弥)だが、宗佑がどれだけ妻の奈緒子(羽田美智子)や母親の志乃(野際陽子)に迷惑をかけてきたのかを知り、奈緒子たちの味方になる。すっかり孤立無援になった宗佑に奈緒子は、現実を見つめて、まじめに、地道に働くように念を押す。
 奈緒子や志乃が村田(黒部進)を信用していることに気付いた宗佑は、村田を逆に味方につけ、夢を実現することを思いつく。深夜、奈緒子が寝たのを確かめた宗佑は、旅館の厨房に入っていき、小龍包をつくる。翌日の早朝、寝ずに作った小龍包を持参して村田の家を訪ねた宗佑は、土下座して力を貸してほしいと頼む。村田は、宗佑の小龍包の味を絶賛。さらに、近く行われる「金沢の名物弁当コンテスト」に宗佑の小籠包をメインにした弁当で参加しないか、と奈緒子と志乃に言ってくる。
 奈緒子は、宗佑のつくる弁当が優勝すれば、今まで宗佑が起こした問題の数々が片付くと思い、宗佑を全面的に応援することを決心。「かぐらや」の厨房で、板前たちと弁当作りに励む宗佑。そこへ奈緒子が、自分の手づくりのとっておきの一品を差し出す。
 そんな宗佑の奮闘を、内心うれしく感じていた志乃は、奈緒子が宗佑を手伝ってくれることに感謝する。ついに、完成したのは「かぐらやの夫婦弁当」だったが、コンテストの結果は思わぬものに。奈緒子や志乃も言葉を失う。宗佑は今回のコンテストを区切りに、これまでの生き方を改めると宣言。「かぐらや」一同、当然のことと思うがその一方で宗佑のことを思うと、奈緒子は歯がゆい気持ちになり...。
 志乃は懸命に努力した宗佑と、それを支えた奈緒子の姿を認め、まもなく女将襲名披露を迎えるというのに、大女将からの引退をほのめかす。辰夫(山本圭)や照子(烏丸せつこ)が心配するなか、志乃は旅館には顔を出さず寝込んでしまうなど、まるで気力を失ったように。ところが、それは志乃が女将として最も大切な「おもてなしの神様」にまつわることを伝えるための大きな大きな企てだった...。

    第12週 3月24日(月)~28日(金)放送

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