これまでの物語

 老舗旅館の跡取り息子、俊平(鈴之助)が「かぐらや」に支配人としてやって来る。一流大学を卒業し、東京の外資系ホテルに勤めた経歴などを話す俊平に仲居たちは憧れのまなざしを向けるが、新人の咲子(田中こなつ)だけは興味のないようすだった。
 俊平には増岡(中西良太)という連れがいた。増岡は幼い頃から俊平の身の周りの世話をしてきた人物で、俊平のことを心配するあまり、勤め先である俊平の実家の旅館に無断でついてきてしまったらしい。俊平と増岡の絆の強さに、奈緒子(羽田美智子)を始め「かぐらや」の面々も対応に困ってしまう。
 一方、奈緒子は用事があるため、宗佑(津田寛治)の携帯を何度も鳴らしていたが、宗佑からの返事は一向に来なくて...。
 その矢先、またしても宗佑の失踪が発覚。東京で順調だったはずの事業にトラブルが発生し、雲隠れしてしまったらしい。これで何度目かと、奈緒子も頭を痛めるばかりだ。
 志乃(野際陽子)はさっそく、宗佑の事業に協力を申し出ていた地元の人々へのお詫びを兼ねた、挨拶周りと後始末を始める。その姿にかすかな"違和感"を覚える奈緒子だった。
 奈緒子は親友の今日子(加藤忍)に宗佑のことを相談。すると今日子から言われたある一言に、これまで気づかなかった志乃の"弱点"が見えてくる。
 奈緒子は思い切って志乃に宗佑を勘当するよう願い出る。怒り心頭に発する志乃だが、尊敬する前田利家の妻・おまつのある行いを聞かされ、何も言い返せなくなる。
 奈緒子と志乃の間に、このところの仲の良さが嘘だったような冷たい空気が立ち込める。心配する家族をよそに、奈緒子は気にもしない様子を見せる。照子(烏丸せつこ)が意見をしようとしても、奈緒子は聞く耳を持たなかった。
 そんな中、変装して地元に帰ってきた宗佑が今日子の店に現れて...。

    第3週 1月20日(月)~24日(金)放送

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