これまでの物語

 志乃(野際陽子)は、幼なじみのミヨ(茅島成美)が小学生の頃に一緒に楽しんだ加賀手まり遊びを懐かしがっていると知り、蔵にしまった手まりを探す。ところが手まりはどこにもなくて...。
 当のミヨは奈緒子(羽田美智子)や幸(木村真那月)から、志乃が思い出の手まりを探していると聞き、顔を曇らせる。奈緒子は"良き思い出"のはずの手まりの話題が出るたび、ミヨが暗い表情になることが気になっていたが、幸が借り物の加賀手まりを見せるとミヨはなぜか涙を流し始める。
 ミヨが60年ぶりに金沢を訪れた本当の理由を奈緒子から聞いた志乃は、奈緒子と一緒に手まりを探す。奈緒子が蔵の片隅に隠すようにあった手まりをやっと見つけるが、手まりと一緒にしまわれていたものを見て、志乃は顔色を変える。
 志乃がミヨのもとを訪ね、手まりともう一つ、思い出の品を見せる。それは志乃とミヨが互いを深く思い合っていたことの証の品だった。60年のときを越え、少女に戻ったかのように笑顔で話す志乃とミヨ。
 そんな中、ミヨに嫁から電話が入る。ミヨと嫁が犬猿の仲だと思い込み心配する奈緒子だが、ミヨは上機嫌で嫁と話して...。
 数日後、仲居の咲子(田中こなつ)の風邪がようやく治り、現場復帰する。同時に俊平(鈴之助)が支配人見習いから正式に支配人に昇格することに。咲子にきっぱり振られた俊平はどこか淋しげで、奈緒子は若い二人の恋を何とかしたいと思う。
 一方で奈緒子は女将襲名に向け、着々と準備を進めていた。志乃と襲名当日の着物を選んでいたときのこと。奈緒子は着物に関して、かねてから考えていたことを志乃に告げる。奈緒子の願いをやんわり退けようとする志乃だが、奈緒子は一歩も引かず、その場に居合わせた幸は二人のやりとりにハラハラしてしまう。
 幸から話を聞き、顔色を変える照子(烏丸せつこ)だが、「かぐらや」にとって奈緒子はなくてはならない存在なのは間違いのないこと。幸が若女将修行を始めたことも重なり、照子は自分がいなくても「かぐらや」は大丈夫、との思いを抱いて...。

    第7週 2月17日(月)~21日(金)放送

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