東海テレビ・フジテレビ系全国ネット毎週土曜 よる11時40分〜

SPECIAL

『隕石家族』は撮影終了!
コミカルでポップなポスターがドドーンと完成!

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羽田美智子主演、4月11日スタートのオトナの土ドラ『隕石家族』のポスターが完成した。
隕石が衝突する地球を背景に、主演の羽田美智子を含む5人のキャストが、それぞれの役柄を体現するかのようなポーズを決めている。まるでSF戦隊モノ映画の看板絵のようなビジュアルと『地球最後のホームドラマ』というキャッチコピーから、ドラマのポップでコミカルな世界観が広がり、妙なワクワク感を感じさせるポスターだ。

このドラマの原作・脚本は、大河ドラマ『天地人』『花燃ゆ』、昼の帯ドラマ『花嫁のれん』シリーズを手掛けた小松江里子が新境地に挑んだオリジナル。
舞台は巨大隕石の接近で地球滅亡まであと半年の運命にある東京。一見どこにでもいそうな5人家族・門倉家に起こる、50歳の主婦・久美子(羽田美智子)の突然の主婦卒業&恋愛宣言。それを発端に知っているはずの家族の知らない一面が次々と明かされる。

「今までにない斬新なホームドラマを表現」

長女の美咲(泉里香)、次女の結月(北香那)、義母の正子(松原智恵子)、そして夫の和彦(天野ひろゆき/キャイ~ン)など各登場人物によるシリアスな告白という見せ場が毎回あることから「スペクタクルホームドラマ」と名付けられた本作。

そのポスターの制作意図を、今回が初プロデューサーとなる松崎(東海テレビ)に聞くと「“隕石衝突という絶望的な非日常”と“幸せ家族の日常”を対比して見せることで、今までにない斬新なホームドラマを表現したかった」と言う。
その制作工程は、各キャストにそれぞれの役を象徴するポーズを取ってもらい、スマホで撮影。その写真を参考に、カラーインクや色鉛筆で原画を描き、デジタル上でコラージュするという手間のかかりよう。「クリエイティブディレクターの杉山元規さん、イラストレーターの岡田成生さん、そして、デザイナーの野村聡さんのお力なしには実現しませんでした」と松崎は熱く語った。

門倉家の5人が「土曜の夜は安心して私たちに身を委ねてください!」と言わんばかりのビジュアルに、放送への期待がますます高まる一枚となった。

クランクインから隕石並!?のスピード感で撮影は全編終了!

話は変わってクランクイン。
『隕石家族』のそれは令和2年の年明けから半月ほど経った平日の早朝、都内某所の営業前のスーパーをお借りして行われた。1st shotは、久美子(羽田)がパート勤めをするスーパーで、パート仲間の主婦・岡田(真瀬樹里)とレジ打ちをしながら世の中の物価高騰を嘆くシーン。

撮影スタッフがダウンやコートなど冬物を着込むなか、スーパーの制服姿だけの羽田と真瀬は相当寒いはずだが、そんな素振りは微塵も見せない。しかし、カットの声がかかる度に指先を温めるために何度も手をこすり合わせ、撮影の合間にはカイロを手にしていた2人。その見事な切り替えは、さすがの女優魂だ。

初日からすでに“家族”、遠慮のない食べっぷり&ツッコミ!

岡田役の真瀬に別れを告げ、羽田はスタッフと共にロケバスで次の現場へ。その日2つめとなる現場は都内某所の公園。ここで初めて門倉家の全員が揃っての撮影となる。
ここでのシーンは次女・結月(北)の彼氏・翔太(中尾暢樹)も含め6人で、昼間にお花見をしているという設定だ。陽は照ってはいるが、この日の気温は9℃。お花見という設定上、キャストは春を感じる衣裳。外での撮影に寒さを感じないわけないが、撮影の合間も門倉家の主・和彦(天野)を中心とした雑談に笑顔の花が咲く。あたたかい雰囲気づくりをしている天野は、すでに門倉家の“大黒柱”のような安心感を醸し出す。そんな天野を優しく見守る松原も、すでに和彦(天野)の母親の顔となっていた。

アウトドア・テーブルの上に広げられた重箱は、おかずが二段分あり、おにぎりやのり巻きなどのご飯類と桜餅が入った段で計三段。そこに食後のフルーツや、和彦(天野)が飲むという設定の酒の一升瓶が並ぶ…さすが“地球最後の花見”の食事だ。その豪華さを見たキャストたちは大歓声!撮影時間はちょうど昼時、キャストはランチ前という状況だったため、全員が我先にと食べる!食べる!

その現場での最後、6人で記念写真を撮るシーンでは、その場で撮った写真をデジタルカメラの画面上を皆で見て確認しながら進んでいた。すると、長女・美咲役の泉に対して妹となる結月役の北が「お姉ちゃん、遠近法(使ってる)じゃん!」とツッコミを入れ、それに重ねるかのように、カメラの一番手前で映っていた天野が「ホントだ!ズルいぞ!お父さんの顔が一番大きく見えている!」と自らツッコミ、家族を笑わせた。

「ミャンマー占い」で盛り上がる門倉家

その後、3つめの現場へ向かうロケバスの中では、羽田がハマっているという「ミャンマー占い」の話題で盛り上がった。「八曜日占い」というミャンマーに古くから伝わる占いは、何曜日に生まれたかで、その人の性格がわかるというもの。ミャンマーの伝統的な暦・ビルマ歴では水曜日を午前と午後の2つに分けて考えるため8つの曜日が存在し、八曜日にはそれぞれに定められた星座や守護物があるという。
羽田が自分の占い結果として「私は火曜日で。(星座は)火星で(守護物が)ライオンで(性格は)強いって出て…そんなことないのにホント失礼しちゃうわ!」と話すと、その羽田の言い方に対して天野がすかさず「それが強いです!」とバッサリ。初日から遠慮のないツッコミをバンバンしあう様子に、すでに家族の絆を感じた記者であった。

羽田は何度もカラオケ練習、フリは完コピ!?

その日最後の現場は、都内某所のカラオケボックス。
門倉家の5人でカラオケに来て、久美子(羽田)が自分の好きな懐メロを家族の前で熱唱するというシーン。その歌は1975年にヒットしたザ・リリーズの『好きよ キャプテン』。本ドラマではキーワードとなるタイトルだ。ヒット当時まだ幼かった羽田はその歌を知らず、今回の撮影のために資料映像を見て何度も自主練習、本人映像の身振り手振りをマスターしたそうだ。アイドルっぽいその振りを照れながらもキュートにこなした羽田のそのシーンは必見だ。

以上で紹介したシーンはどれも第1話で登場する。 コミカルな会話と少し誇張したキャラクターの中でテンポ良く展開する物語同様、撮影もハイテンポに進みすでに終了している。
令和の春、地球滅亡というカウントダウンの状況下、全力で大真面目に人生に向き合う地球最後の家族の物語『隕石家族』。4月11日土曜深夜の初回放送をお見逃しなく!