２０２２年１０月８日（土）１４：００～１５：００放送
1993年に世界自然遺産に登録された屋久島。
古くから「山に10日、海に10日、里に10日」という言葉が残るこの島は、
林業、漁業、農業が身近にある暮らしが今なおあり、自然との共生を大切にする文化が根付いている。
そんな中、増えているのが、都会からの移住者たち。彼らの中には自然と寄り添うライフスタイルを送る人や、自然というフィールドを仕事場に選んだ人も多い。
コロナ禍において「テレワーク移住」や「ワーケーション」への関心が高まる中、移住者たちはなぜこの島を選んだのか？俳優でモデルの長谷川京子さんが4人の移住者を訪ね、移り住んだからこそわかる、【屋久島の新たな魅力】を探る。
14年前に屋久島に移住。自然豊かな環境の中で、夫と子ども３人と共に
“地球環境に負荷をかけない暮らし”を実践している。
きっかけは、東京農業大学の国際食料情報学部で学んだ学生時代。
マダガスカルの女性の子育てや、たくましい生活を目の当たりにしたこと。
自らも屋久島で、子ども３人を自宅出産。
「エコビレッジ・アペルイ」を拠点に、自然農法での野菜・米づくり、
リトリート宿の経営、量り売りカフェなど、衣食住を大切に暮らす。
13年前に屋久島に移住。新婚旅行で訪れた屋久島の海に感動。
多種多様な生き物が息づく、豊かな海を撮り続けている。
大学時代にダイビングと出会い、静岡でインストラクターとして活動。
島に移住後は、「屋久島ダイビングライフ」を立ち上げるとともに、
2015年に、写真集『豊饒の海－屋久島－』を発表。
屋久島の海の貴重さを再確認するため、国内外でも精力的に撮影中。
2020年から屋久島全域、屋久島センバスビレッジにて自然教育を実践。
“島の自然の豊かさを身体全体で体感できるプログラム”を開発する。
幼い頃から昆虫採集が趣味だったことから、３年前に屋久島へ。
「センバス教育みらいプロジェクト」を立ち上げ、
海や山の中で、自然を体感できるツアーなどを開催している。
来年からは愛知県に残してきた家族を呼び、完全移住の予定。
屋久島の食材を使って、洗練されたフレンチを提供。
中でも、島の野草を活かしたメニュー作りに定評がある。
出身地は、徳之島。高校卒業後、鹿児島県内のホテルや
東京の有名フランス料理店「ミクニ丸の内」などで修業。
その後、武井智春シェフと共に、静岡のオーベルジュへ。
2010年sankara hotel&spa 屋久島の創業とともに屋久島に移住。
2015年3月ホテル内レストラン「オーカス」シェフに就任。
| 出演者 | 出演：長谷川京子 ナレーション：坂井隆太 |
|---|
