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本郷「原作アニメのキャラクターを尊重して演技」

本郷「原作アニメのキャラクターを尊重して演技」

佐藤大樹と本郷奏多がW主演を務める土ドラ『時光代理人』(東海テレビ・フジテレビ系23時40分放送)。佐藤演じるトキと本郷演じるヒカルがバディを組み、喪失や後悔を抱えた依頼人の過去と向き合う新感覚のヒューマンドラマだ。
18日放送の第2話では、依頼人を助けたいとダイブしたトキが早くも壁にぶち当たり、行き場のない怒りと悲しみにくれる。そんなトキに対しダイブすることの意味を説くヒカル。正反対バディのやりとりが心に沁みる。
ヒカルを演じる本郷は、自らを「ヒカルと同じように、冷静に頭で考えて動くタイプ」と話す。撮影の合間には佐藤をはじめとした共演者との会話に笑顔で応じ、「本番!」の声がかかった瞬間にヒカルの凛々しい表情に切り替わる。そんな本郷に、撮影現場の雰囲気や、学生時代に学んでいたという写真の魅力について聞いた。

信頼関係ができているからストレスなく演じられる

Q撮影現場はどんな雰囲気ですか?

大樹くん演じるトキや林芽亜里さん演じるリン、監督とも信頼関係ができてきて、安心感があります。いろんな現場で監督から「この後アドリブで会話して」と言われますが、あまり喋ったことがない人や初めての方が相手だと、自分はこうしようと思うけど上手くいくかなと不安になることもあって(笑)。今回の座組みでは既に信頼関係ができているので、そういうストレスはないですね。

Qここまでの撮影で印象的なシーンはありますか?

トキが食べるシーンです。大樹くんが大変なのはもちろんですが、自分が間違えるとトキがもう一回食べなければいけないというプレッシャーがあり、意外と僕も緊張しているということを伝えたいです(笑)。
基本的にはコメディだったり、人と人とが思い合うような優しい話が多いのですが、中には人の生き死にに関わるテーマも取り上げます。それぞれ大切なメッセージが込められているので、ご覧いただく方にちゃんと届くといいなと思います。

Q特殊能力がある役ですが、そういう面での難しさはありますか?

始まる前は、トキとヒカルの二人で頑張っていく作品だと思っていました。その思いは変わらないのですが、ダイブしたトキに指示を出すシーンは、写真館でずっとひとりで喋っています(笑)。
実際にはトキが憑依する、各話で出演されるゲストの方が主人公として物語を動かしていきます。こういう座組の作品はあまり見たことがありません。きっと面白い画になっていると思うので、一生懸命指示を出します(笑)。

アニメから演技のヒントも。キャラクターの内面を尊重。

Q演じるにあたって、原作のアニメは意識しましたか?

アニメのヒカルは白い髪が印象的です。衣装合わせの時に「白くしましょうか?」と監督に聞いたところ、「リアリティのあるヒカルを作りたい」とのことでした。役者は、作り手の思いを表現するのが仕事だと思っているので、それなら黒髪でいきましょうとなりました。
僕にできるのは、アニメのキャラクターの性格や内面を尊重することだと思っています。だからそこはとても大切に演じています。「この場面ならヒカルはこう動くな」というエッセンスを、アニメからもらっています。

Q撮影が進むにつれ、バディを組む佐藤さんとの関係に変化はありましたか?

アーティストとしても活躍されている方とご一緒する機会はあまり多くないので、大樹くんにはミーハー心でいろんな質問をするんです。「ライブの時ってどういう感じなの?」とか、グループについてとか。自分が知らない世界の話を聞くのはすごく楽しいですし、大樹くんは、いつも気さくに答えてくれます。

写真は一人で完結できる面白さ

Q大学で写真を専攻したと伺いました。

昔からものづくりが大好きで、小さい頃はお菓子の空き箱で工作をしたりしていました。その流れで写真とか映像制作にも自然と興味がわきました。チームで映像作品を作るのも楽しいのですが、写真は最初から最後まで一人で完結できるので、チームで作るものとはまた違った良さがあります。仕事などで大学に行けない時もあり、同級生たちに迷惑をかけたくないという思いもあって写真を専攻しました。

Qどんな写真が好きですか?

皆さんが何気なく見ている広告写真も、よく見ると計算し尽くされていたり、凄い技術が隠されています。例えば、光沢のあるものなのに反射を消していたり、照明と逆側の影になる部分も暗くなり過ぎないように工夫していたり、そういうマニアックな所に注目して見るのが好きです。

Q視聴者にメッセージをお願いします。

撮影現場はすごくいい雰囲気ですし、温かくて素敵なドラマだと思っています。1話完結でどこから見ても楽しんでいただける作品です。気楽な気持ちでたくさんの方にご覧いただけたら嬉しいです。