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主演は業界注目のシンデレラガール・井桁弘恵さん、伝説のドラァグクイーン役に武田真治さんが決定‼

業界注目のシンデレラガール・
井桁弘恵。
空気読み過ぎのさえない女子が、
自分を解放して、デザイナーとして評価されるまでの成長を振り幅広く演じ分ける!

サチ・渡辺 幸(25) … 井桁 弘恵

【役どころ】
とある地方の工務店勤務。
幼くして母親を亡くし、父親と2人で暮らしている。
無意識のうちに、ありたい自分を封印し、職場でも求められる役割を演じている。
世間体を気にし、旧態然とした価値観の持ち主である父の影響だ。
洋服を作るのが趣味だが、それを仕事にする才能は自分にはないと思い込んでいる。
そんな時、ドラァグクイーンのクールミントと出会い上京、デザイナーを目指すことに――。

【コメント】 とにかく登場人物の人間味が豊かな作品なんです。台本を読んで私自身、サチに共感するところがとてもたくさんあり、「早く演じたい!」と思う気持ちが抑えられませんでした。 サチはお洋服を作るのが大好きで、優れたセンスや技術も持っているのですが、それを「自分の仕事にする」という発想が持てないまま、田舎の町で悶々と暮らしている、という女の子です。そのサチが、武田さんが演じるクールミントさんに出会うことでどう成長していくのか、というのがこのドラマの大きな見どころです。 サチを演じるにあたって「洋服を作るのがうまい女の子」という設定だったので、まず裁縫の練習やデザイン画を描く練習もさせていただきました。そうしたレッスンをすることで、お洋服を作るっていうのは、こんなに工程があって、こんなに大変なんだな、ということを今回すごく思い知りました。

このドラマは、サチが、クールミントさんをはじめ、いろいろな人と出会うことによって、自分の性格を見つめ直し、「自分の将来」を考え直して、少しずつ前に進んでいく過程を見ていただける作品だと思います。 私自身、福岡から東京に出てきたのですが、福岡に居た時は、「人生でこれをやりたい!」といった具体的な夢はあまり持っていなかったんですね。人から導かれるままに、周りの人の助言などに支えられながら今に至っていまして…。まさに私は、自分のリアルな人生でも、このドラマのクールミントさんみたいな人たちとの出会いに恵まれて、今の、この女優のお仕事ができていると思っています。 観てくださる方全員に、人生で何か新しく一歩を踏み出す時のチカラを与えられるような、そんな作品になっていると思っています。ぜひともたくさんの方に観ていただきたいです。よろしくお願いします!

あくなき自己追及の具現者、武田真治がドラァグクイーンに!
鍛え抜かれた肉体美×ゴージャスメイク&衣裳で、異次元の美しさに挑む!

クールミント・成田 透(45)… 武田 真治

【役どころ】
知らぬ者はいない伝説のドラァグクイーン。
昼間はフリーのメイクアップアーティストとしても働く。
都内で「リトルニューヨーク」というクラブを経営していている。
幼い頃、経済的な理由から養子に出された過去をもつ。育ての親に自身がゲイであると言えず、居場所を求めニューヨークへ行くも、挫折し帰国…。
豊富な人生経験を活かし、ショーを通して、多くの悩める人の人生を変えてきた。

【コメント】
オファーをいただいて、原作のコミックをすぐに入手して読んだのですが、「なんて温かい、そして前向きになれる物語なんだろう」と思いました。ただ、まさかドラァグクイーン役が割り当てられるとは思っていなかったので、ちょっと驚きました(笑)。
僕が演じるクールミントは、都会で生きる人にとっての「自由の象徴」みたいなキャラクターです。
そのクールミントが、自分らしさを表現するのに必要な存在が「サチ」であり、彼女が作る服であったりします。
サチはクールミントからあれこれ無茶ブリをされることでデザイナーとしても人としても、成長していきますし、クールミントもまたサチの力を借りて夢を体現していきます。絶妙に面白い間柄なんです。

僕自身も、1990 年に北海道から東京へ出てきたのですが、このドラマでサチがクールミントから受けたような衝撃を僕も「東京」から受けました。東京はやっぱり特別なインパクトの強い街でした。実際に、ドラァグクイーン的な“夜の街の人たち”とも出会い仲良くさせていただき、その時の経験や学びが、今回の役を演じさせてもらえていることにつながっているのかな、とも思っています。

この物語は、サチのように、若いのに勝手に人生をあきらめちゃった人や、愛する人を失ったりすることで人生が止まってしまっている人、そして自分の人生が思い描いていたものと違うことを知って、心にぽっかり穴が開いてしまった人など、いろいろ「心に傷を負った」登場人物が支えあいながら、自らの手で再生にむけて動き出していく…という、とても素敵な物語です。
若い人に刺さる場面がいっぱい出てくると思いますが、50歳になる僕のような年代の方の琴線に触れることもたくさん詰まっています。本当に幅広い年代の方々にお楽しみいただける作品になると思います。