土ドラ

毎週土曜よる11時40分

東海テレビ制作・フジテレビ系全国ネット

Intro はじめに

人生の最期に、会いたい人に会えるなら…願いを叶えてくれる“魔法のワイン”と“思い出の料理”

待望の連続ドラマ化!宮崎美子 “連ドラで初”のスナックママに!

東海テレビ「土ドラ」が、この秋お送りするのは、宮崎美子主演『介護スナックベルサイユ』だ。
今作は、今年3月に特別企画として2回にわたって放送され(註1)、多くの反響を呼んだことから連続ドラマ化が決定した。
(註1:2025年3月22日・29日放送。 主演・尾碕真花 出演 宮崎美子ほか)
ヒロイン・上杉まりえを演じるのは、マルチな才能を活かし様々な分野で活躍する宮崎美子。デビューから今年で45周年、その長い俳優生活で、連続ドラマの主役でスナックのママを演じるのは初めてだという。また今作には、ダンスボーカルユニット「原因は自分にある。」のメンバーで、2022年「仮面ライダーギーツ」で一躍注目を呼んだ杢代和人の出演が決定!宮崎とは初共演。ベテラン俳優といま最も注目の若手俳優がどんな化学反応をおこすのか、乞うご期待だ。

お年寄の道先案内 『介護スナックベルサイユ』

店はどこにでもあるスナックのようにみえるが、介護士資格をもつスタッフが常駐するなど立派な介護現場だ。訪れる客の大半が要介護認定を受けているため、点滴をうったり、血圧を測ったり、リハビリをする客もいる。ビールは誤嚥を防ぐため、とろみ剤を混ぜて提供することもある。
中でも注目は、上杉まりえ(宮崎美子)が、仕入れから担当している特製ワイン『SEE YOU IN MY DREAMS』だ。飲めるのは生涯でたった一度、それもお一人さま一杯だけ。飲めば、会いたい人に会える“魔法のワイン”で、訪れる客を“人生最期の夢”へと誘っていく。夢を堪能した後には、それを象徴する料理が振る舞われ…。これが、道先案内のフルコースだ。

多彩で胸打つ客の人生ドラマVS闇社会に溺れそうになる若者

「介護スナックベルサイユ」を訪れる客の生き様も魅力にあふれている。大衆演劇一座の役者、といっても脇役専門で、馬の後ろ脚をやらせたら右に出る者はいなかったという男性や、服飾デザイナーとして成功し都内のタワーマンションに一人で暮らす女性、権力の歪みを指摘し続けた大手新聞社の女性記者などで、ベルサイユを訪れてワインを注文、これまで誰にも話せなかった内に秘めた想いをせつせつと語り出すー。
これら客の送迎を担当するのが、杢代和人演じる大学生・神代大輝。送迎の車から降り店に入ると、まるで別人のように輝きを取り戻す高齢者たち。その姿を目の当たりすることで、社会の闇に溺れそうになる大輝がどう変わっていくのかもみどころだ。

脚本家・清水有生が描く“ヒューマン・ファンタジー”

原作・脚本は、今作も清水有生が担当。NHK連続テレビ小説「すずらん」「あぐり」の他、土ドラ枠では「さくらの親子丼」シリーズなど数多くのヒット作を手がけている。年を重ねることで変わっていく考え方や心の機微を丁寧に描いていく。
出生の秘密、憧れのスポットライト、命をつないだ1本の電話、校則にがんじがらめになった教師、ライバルとの再会…1杯のワインでよみがえる、とっておきの物語。そこに込められた人生の先輩からの大切なメッセージ。観る人をファンタジーの世界へ誘う“令和のグリム童話”ともいえるのかもしれない。

東海テレビ 河角直樹
プロデューサーコメント

“最期に会いたい人”と会い、“人生の真実”を知ることのできる場所。「介護スナックベルサイユ」が再び開店です。魔法のワインに誘われた悲喜こもごものヒューマン・ファンタジーの制作に、再び携われることを大変嬉しく思います。連続ドラマとなることでより多くの人物が訪れ、そこで繰り広げられる様々な人生模様には、視聴者の皆様が身近に感じ、過去の経験と重なるようなこともきっとあると思います。そして、一人一人の人生がこめられた“最後の晩餐”に舌鼓を打って頂ければ幸いです。
制作にあたってデイサービスなど介護施設を取材すると、それぞれの人に即した様々な介護の形がありました。そこにはカジノやパチンコのような、およそ介護のイメージとは異なる施策まであります。介護を介護と感じさせず、より充実した日々を送って欲しいと工夫を重ねる施設の方々の努力には、頭が下がる思いでした。
ドラマ自体はファンタジーでも、ベースに流れる感情には、介護の現場で働く皆様のリアリティをしっかり反映させていこうと思います。
私自身も同年代の友人と飲むと、身内の介護と自らの病気の話題ばかりの歳となりました(だったら飲むなという話ですが)。そんな生活の実感をこめて、「最期まで前向きに歳をとろう!」という思いを、ドラマを通じて視聴者の皆様と共有できれば幸いです。

東海テレビ 鵜澤龍臣
プロデューサーコメント

スナックという空間は魔法を持っています。肩書きや年齢を超えて人が集い、語って、泣いて、笑って、気がつけば心が軽くなる。そこに“介護”というテーマが重なることで、「老い」を「怖いもの」ではなく、「人生を生き抜いてきた証」と思ってほしい…。ベルサイユのスタッフたちは、そんな思いで、お客様をおもてなししていきます。
このドラマはお年寄りの「最期に会いたい人」と「思い出の料理」に寄り添いながら、きれい事だけで収まらない人間模様を描く、完全オリジナルのファンタジー。ドラマの中では、お客様の過ごした店でのひとときが、現実なのか幻想だったのかはわかりません。ただ一つ言えることは、誰もが晴れやかな顔で店を後にしていくということ。“人生100年時代”、家族や自分自身のこととして、誰もが向き合うこととなる、「介護」や「終末期医療」について、あらゆる世代の皆さんが、考えるきっかけになるように。さらに、年齢を重ねていくことそのものにも希望を感じてもらえるようなドラマに、少しでも近づけられればと思っています。

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