土ドラ

毎週土曜よる11時40分

東海テレビ制作・フジテレビ系全国ネット

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2025.09.27

「最期に会いたい人は誰ですか?」
宮崎美子主演 ヒューマン・ファンタジードラマ
第1話片岡鶴太郎、清水美砂、多岐川裕美、藤田弓子
第2話柄本 明、佐々木春香、かとうかず子、弓削智久
演技派&個性派キャスト 続々出演決定!

演技派から個性派まで、「ベルサイユ」の客人らに豪華キャスト決定!

この秋、東海テレビがお送りするのは、宮崎美子主演・土ドラ『介護スナックベルサイユ』。今年の春に放送した単発ドラマが、はやくも連続ドラマ化した待望の作品だ。ヒロイン・上杉まりえを演じるのは、宮崎美子。連続ドラマで主演を務めるのは24年ぶり、その存在感でドラマの世界観を支えている。

このほど、人生最後の夢を叶えるため店を訪れる客らに豪華キャストが決定!
第1話には、片岡鶴太郎、清水美砂、多岐川裕美、藤田弓子
第2話には、柄本 明、佐々木春香、かとうかず子、弓削智久
演技派から個性派まで豪華なキャストが勢ぞろいする。

ベルサイユでは、会いたかった人に会えるという“不思議なワイン”を提供しているが、飲むことができるのは生涯でたった一度、それもお一人さま一杯だけ。
訪れる客は、人生の最後に“とっておきの夢”を叶えるためワインを注文する。

多彩で胸打つ、訪れる客の人生ドラマ

片岡鶴太郎が演じるのは、ベルサイユの常連客で大衆演劇の元役者・菱沼五郎。といっても脇役専門で、馬の後ろ脚をやらせたら右に出る者はいなかったという。五郎が会いたかったのは、清水美砂演じる大衆演劇一座の座長・市村雪之丞。なぜ雪之丞との再会を望んだのか。
多岐川裕美は、大成功した服飾デザイナー。柄本 明は、一代で土木工事会社を築き上げた剛腕社長。かとうかず子は、鉄仮面コメンテーターとして鳴らす元新聞社論説委員。置かれた立場も職業もいろいろだ。
再会までの人生を紐解いていくと、そこには悲喜こもごもの人間模様が繰り広げられる。
喜び、怒り、哀しみに人の優しさにぬくもり…。ベテラン俳優たちが、どんな芝居を見せてくれるのか、いやおうなしに期待が高まる。
片岡鶴太郎は「芝居をしているとものすごくリアリティがあって、むしろこういうスナックが存在してほしいと思った」。清水美砂は「すごく久しぶりに、すごく楽しく面白く、私でない人間を演じた」とコメントを寄せた。
夢から醒めた客たちには、思い出の料理が振る舞われる。再会の結果は、必ずしも心地よいものとは限らない。バーテンダーで料理人の英次(高山 広)が考案する最後の食事は、時に傷ついた客を優しく包み込む。それを見守るママのまりえ(宮崎美子)らスナックのメンバー。

「会いたい人はお決まりですか?」。
訪れる客の人生に、
観る人の心震わすドラマがある。

第1話ゲスト

ベルサイユの客で大衆演劇の元役者

菱沼ヒシヌマ五郎ゴロウ

片岡鶴太郎

【片岡鶴太郎コメント】

面白い世界ですよね。脚本を読んで、ぜひやらせていただきたいと思いました。ファンタジーでありながら現実味があるというか、芝居をしているとものすごくリアリティがあって、むしろこういうスナックが存在してほしいなと思いましたね。大衆演劇にはずっと縁があって、こういう世界がものすごく好きなので、いつか「一座の話」みたいなものをやってみたいなと思っていたところでした。
人生の最期に何をするか、何をするんだろうな…。おそらく125歳ぐらいまで生きると思っているので、毎日毎日、やることを淡々とやって、「この爺さんちょっと、昼寝でもしているのかな」と思っていたら亡くなっていた、みたいな最期を迎えたいですね。

大衆演劇一座の座長

市村イチムラ雪之丞ユキノジョウ

清水美砂

【清水美砂コメント】

この人誰?って思われちゃうかもしれないんですけれど、すごく久しぶりに、すごく楽しく面白く、私でない人間を演じさせていただきました。もう憑依したというか、何かが宿ったみたいな感じで演じました。片岡さんとは30年ぶりくらいに共演しました。会いたい人は、母ですね。ストーリーはちょっと切ないけれども、一つひとつの作品が、とてもユーモアがあるので、ご自分と重ねながらご覧いただけたら嬉しいです。

ベルサイユの客で服飾デザイナー

安原ヤスハラすみえ

多岐川裕美

【多岐川裕美コメント】

真面目なコメディですよね。酸素マスクをつけて喋ることもままならず、医師から余命あとわずかと言われている人が、お店で点滴をうつと元気になって、ワインを飲むと見えないものが見えて…作品が楽しみです。生まれた時に産院で取り違えられる設定はよくありますが、その後の展開が面白く、ファンタジー性に期待しています(笑)最期は、やっぱり心に引っかかっている人に会いたいです。作品のみどころは、「夢の世界で誰に会って、どんなドラマが描かれるのか」でしょうか。どの話にも意外性が潜んでいると思いますので、次はどんな話が展開されるのか、楽しみにしていただければと思います。

清掃員

水沢ミズサワ加代カヨ

藤田弓子

【藤田弓子コメント】

私が演じた水沢加代は、安原すみえさんの「人生の最期に会いたい人」として呼ばれる女性。二人は生まれた直後に取り違えられてしまい、互いに血のつながらない親に育てられたという過去があります。私はこの設定を知り、「すみえさんに呼ばれて、天から舞い降りる天使」をイメージして撮影に臨みました。このドラマでは人生の最期を迎えた人たちが願いを叶えたり、逆にほろ苦い結果になったりという、さまざまなエピソードが綴られていきます。「もし自分だったら?」と考えながら、ぜひご覧下さい。

第2話ゲスト

ベルサイユの客で土木工事会社の社長

本多ホンダ伸夫ノブオ

柄本 明

【柄本 明コメント】

介護スナックなんて、ちょっとヘンな感じだよね。興味なくはないけれど、僕は行かないんじゃないかな。どこか一人になるところに行くことが多いから(笑)。
最期に会いたい人に会うー、人間って欲の塊だから、会いたいと思っても会えない方が多そうだなぁ。僕の場合は、最期に会うなら家族だね。

本多の電話の相手

まどか

佐々木春香

【佐々木春香コメント】

オファーを頂いた時、私は東京乾電池の劇団員なので「わっ、座長とか !」というのが一番衝撃的でした。柄本さんと芝居をやるのは凄く嬉しいのですが、めちゃめちゃ緊張しますし、「あぁ、本当に一緒に芝居するんだ!?」みたいな感じですね。芝居中、柄本さんの目を見ると何か見透かされているようで、「うゎ!」となったりします。慣れることは無いですね。
まどかの話すことが、どこまでが嘘でどこまでが本当なのか、色々と考えられる役でした。でも年上の方に、普段「○○じゃねーよ !」みたいな言い方はしないので、そこは楽しかったです。介護スナックには行ってみたいです。このワインは、亡くなった方にも会えるんですね。そう考えると夢のような話ですよね。あったらいいなぁ。

ベルサイユの客で新聞社の元論説委員

飯田イイダ園子ソノコ

かとうかず子

【かとうかず子コメント】

園子は亡くなった夫・恒平を思いながらも、反発して生きてきた女性。でも全部が悲劇ではないし全部が怒りでもなくて、50年を経た元夫婦の軽妙なやり取りが面白くて、結末もすごく素敵だと思います。
こういうドラマは、ご覧になった方なりの解釈ができるし、自分に重なるところもいっぱいあると思います。終末期を想像することは難しいですが、「こんなワインがあったら飲みたいな」とか、「最期は、こんな風になったらいいな」と思いながら見ていただけたら嬉しいですね。

報道カメラマン

飯田イイダ恒平コウヘイ

弓削智久

【弓削智久コメント】

恒平は亡くなっているのに、奥さんから会いたいと呼ばれる、男冥利に尽きるとてもいい役で嬉しかったです。かとうかず子さんと夫婦を演じることができるとは思ってもみませんでした。かず子さんとは10年位前に舞台で一緒に全国を回っていました。ご迷惑をかけないよう、久々に元役者の妻に台本を渡して読み合わせの稽古をしたほどです。見どころはやっぱり、かず子さんですね。僕のアドリブに応じて下さったり、息のあった芝居を楽しみにして頂きたいと思います。それと素敵なワインですね。こういうワインがあったら、誰と会いたいかと考えるだけでもいいですよね。亡くなった方への弔いや大切な人を思い浮かべる時間にしてもらえたらいいなと思います。

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