「過労死ラインを超える働き方がデフォ」
「意見を言わないと同意とみなされる」
「やることが多すぎて”去年と同じでいいや”と考える方が楽」
……まるで社会の縮図のような、閉塞感が漂う教育現場。
物語の舞台となる私立菊玲学園高等学校も例外ではなかった。
そんな問題が山積みの教育現場に現れたのは、遠藤一誠(24)。
彼は、教師たちの負担を減らすために雇われた非常勤講師…のはずだったが、
- ・出勤前にリバーラフティングをして、ビショビショで登校する
- ・授業は自分が好きな関ヶ原の合戦図屏風について嬉々として語るだけ
- ・他の授業を受けている生徒を連れだし、
マイタケ狩りに行く - ・理科室の人体模型を改造して
ボクシングの練習用具にする - ・空気読めない。が、顔だけはいい
…な教師らしい事は一切しない、“顔だけ先生”だったのだ!
“好きな事に全集中”という自分の生き方を貫く遠藤は、他の教師から見て役立たずなだけでなく、
TPOをわきまえない発言や行動によって様々な問題の種を蒔き散らしていく事に―――
学年主任の亀高千里(貫地谷しほり)は、ただただトラブル処理に追われて…。
そうして同僚だけでなく、生徒や保護者からも「顔だけ先生」と揶揄されるようになる遠藤だったが、全く気にすることなく”学校はワンダーランドだ”と寸暇を惜しんで、自分の趣味の時間を満喫する!
いきなり丸坊主にしてきた女子生徒、
教師全員にコスプレでの授業を要求する保護者、
赤ちゃんを連れてきた男子生徒…
そんな”個性的にこじらせた”悩める子羊たちを、遠藤は「なぜ、今そこに?」
という場所に誘う。悩みをこじらせた人々に、ある意味、こじらせた遠藤が
どういう化学反応を起こすのか?起こさないのか??
生きる事は難しい。人生に教科書は無いから。
でも、だからこそ、楽しい。
そう教えてくれたのは、
教科書も持たずに授業にやってくる先生だった。
今日の常識が明日には非常識になっている。
今という時代だからこそ、
非常識教師に超共感
できるドラマをお届けします!!