東海テレビ・フジテレビ系全国ネット毎週土曜 よる11時40分〜

スペシャル

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駿河太郎 
恐怖新聞の力を知り…第4話は
「こんな刑事おったら嫌やな」の回⁉

INTERVIEW

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9月19日の放送で折り返しを迎える白石聖主演・オトナの土ドラ『恐怖新聞』。Twitterでは毎話トレンド入り。「怖いが過ぎる」「聖ちゃんの演技に引き込まれる」と話題になっている。

本作は、未来に起こる災厄を予言し、読むたびに寿命が100日縮むという恐怖新聞が届くようになった女子大生・詩弦の、死と隣り合わせの悪夢を描く新感覚ルール系ホラー。

今回、注目するキャストは駿河太郎。作中では、不可解な事件や事故の現場に現れる冬夜(猪野学)の存在にいち早く気づき、単独で事件の関連性を調べ始める京都東警察署の刑事・篠崎林太郎を演じる。
第1話で篠崎は、事件の関係者として詩弦(白石聖)と出会う。その登場シーンで篠崎は爪楊枝をくわえているのだが、それは駿河の発案(プロデューサー談)。ゆるっとした服装も相まって一瞬で “マジメな刑事”ではないことが見て取れる。第2話で篠崎は恐怖新聞の存在を知り、公園での刺殺事件後、負の連鎖を止めようと詩弦に「手を組まないか」と持ち掛け、第3話では新たな事件を防ごうと奔走する詩弦に協力している。

現状、詩弦にとって敵か味方かわからない篠崎は今後、恐怖新聞が持つ力を知って変化していく…関西弁の篠崎を、西宮市出身の駿河がどう捉え、演じているのか話を聞いた。

仕事再開を待つなか中田監督作品に。
「やります、やります、喜んで」

オファーが来たときの心境は?
まず中田監督が演出ということで「久々一緒にやりたいな」と思いました。あと俺コロナで3か月以上仕事してなかったんですよ。「連ドラいつ始まんねやろ?」って思っていた時期やったから、そういう時にこのお話いただいたんで「そりゃもう、やります、やります、喜んでやります」みたいな(笑)。
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台本を読んだ感想と、役についての印象は?
最初に読ませていただいたのは全7話中4話まで。原作をきちんと現代にリブートして書いている脚本だったし、自分の役柄も面白そうだったし、何より、これを中田さんが撮るってなったら、より一層面白くなるだろうなぁって期待が膨らみました!

篠崎は、ちょっとアウトローっていうか、一匹狼的な刑事なんですが、なんでそうなったかっていうのは話が進むにつれてわかってきます。元は敏腕刑事だったけど、何かがあって廃れていったというか。でもそこは最初あんまり出さない方がいいのかなと思って、1話や2話では単に型破りな刑事に見えていればいいかなと思って演じていました。
台本上、標準語のとことかコテコテの関西弁のとこは自分なりに言い方を変えさせてもらったりしています。あと、詩弦に対する篠崎の呼びかけが台本では「あなた」だったんですけど、関西弁では「君(きみ)」のほうが関係性が遠く、冷たく感じられるので、詩弦から見て篠崎が不気味な存在に見えたらいいなと思って「君」に変えさせてもらいました。

1日1シーンの男!?
空き時間の活用を「常に考えてます(笑)」

主演・白石聖さんの印象は?
白石さんとは初共演なんですけど、しっかりしてますよね。22歳には見えないです。あの若さで座長で、疲れた顔ひとつ見せないなんて、すごいよね。ただね、会話は続かないですよ、世代が違い過ぎて何しゃべったらいいかわからない(爆笑)!役的にもガッツリ入る間柄じゃないから「あんまり仲良くなりすぎてもな」っていうのもあるし。
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役的にも誰かと一緒にいるってことは少なくて、いきなりポンと1人で出てきて、ちょっとしゃべって、さっと去るっていう感じなんで、現場では「1日1シーンの男」って呼ばれています(笑)。
今回は全編京都ロケなんで、ずっと京都に泊まっているんですが「1日休み」とかがあると地元が神戸なんで西宮に戻ったりとか。役者は空き時間も多いので、空いた時間をどう活用するかっていうのは常に考えていますね。
中田監督とはドラマ『クロユリ団地』(2013年)ぶり?
はい。監督の印象はそのときと変わらないですね。ただ、役者って1回やった監督ともう1回やれるときって、すごく楽しいんですよ。すごく嬉しいし、会っていなかった期間に自分が培ってきたものを監督に見てもらう作業になるので「俺はいろいろ経験しましたよ」というのを今、見せているつもりです。成長を見せられているかどうかは監督の判断なんで、わかんないですけど(笑)今それを楽しんでいます!
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実はホラーが苦手な駿河
「いきなりワッとやられるのが嫌」

ホラー作品は得意or苦手?その理由は?
実はあまり得意ではなく、進んで見ることはないですね。別に血が怖いとかはないんですけど、いきなりワッとやられるのが嫌なんですよ。ホラーって言っちゃうとゾワっとしちゃうんで、今回のドラマはホラー・サスペンスぐらいに思っています。立ち位置的にも刑事なんで、いきなり危害を加えられるとかではなく、何かを解いていく側なので、どっちかって言うと視聴者と近い目線なのかな。
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もし自分に恐怖新聞が届いたら、次の契約者はどうしよ…あ、新聞を見なければ寿命は縮まらないんだから、届いても、その辺にそっと置いて、ずっと溜めときます、積ん読(つんどく)みたいに。で、不幸なニュースがテレビで流れて来ても、そのどれが当てはまっているのかもわからないまま終わっていくんで、それが1番平和っちゃ平和かな(笑)。

4話は「こんな警察おったら嫌やな」
になっていくかも!?

視聴者に向けてメッセージをお願いします。
白石さんは若いのに座長として連日熱心に撮影に臨んでいます。現場としても京都独特のアットホームな雰囲気で、コロナの状況下でもチームとして気持ちをひとつにやってくれています。それもやっぱり白石さんが座長として見せてくれている姿のおかげだと思うので、まずは彼女に注目していただきたいです。篠崎は、ちょこちょこしか出て来ませんけど(笑)、4話では「こんな警察おったら嫌やな」って展開になっていくかもしれません。楽しんでいただけたらなと思っております。
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今週土曜の第4話では、恐怖新聞の秘密が明かされる。そして、恐怖新聞の力を知った篠崎が、本性をどう表すかも注目だ。惜しくも第3話を見逃した方、篠崎の爪楊枝姿をもう一番見たい方はFODをチェック!

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