ハッピーハロウィーン!23日からジェイアール名古屋タカシマヤで始まった、ハロウィーンのイベント。
今回、デパ地下では、ケーキやゼリーなどもハロウィーン仕様!和菓子の名店・両口屋是清では、名物の“千なり”にかぼちゃが描かれていて、中の餡までかぼちゃです。

ヨーロッパを起源とするイベントですが、和菓子でも、お惣菜でもハロウィーンをテーマに味付けやパッケージを工夫したお店が今年は増えたそうで、その数およそ200点!
そしてハロウィーンといえば、外国では仮装した子どもたちがお菓子をもらうために唱える言葉、「トリック・オア・トリート」。この言葉をお店でこの言葉を唱えると…?
杉山真一アナウンサー:
「トリック・オア・トリート!」
ドーナツ店の店員:
「ハッピーハロウィーン!一番人気のオリジナルグレーズドをひとつプレゼントしております」

クリスピー・クリーム・ドーナツでは1000円以上購入した人が「トリック・オア・トリート」と言うだけで一番人気のドーナツが付いてくるんです。
他にも、おこわ米八では、おこわを400g以上買って「トリック・オア・トリート」と言うと、100グラム追加。アパレルブランドのアーバンリサーチでは、全商品が10%オフになります。

タカシマヤと隣のゲートタワーに入る75店舗で今月31日のハロウィーン当日まで行われるこの企画。今年はより幅広い年齢層を狙ったといいます。
ジェイアール東海高島屋・牧野考一常務:
「仮装ということよりも、食べ物やハロウィーンの雰囲気をもっと気軽に楽しみたいという方が増えてきたように思います。きょうはハロウィーンでやろうよと、家族で楽しんでもらうことを想定しています」

街中でのパレードやパーティなど、最近は秋のイベントとして定着しているハロウィーン。ところがその市場規模は、2年前の1345億円をピークに下がっていて、今年は去年と比べて5%マイナスの1240億円に留まりました。
街の人たちは…。
Q.仮装はしますか?
3人組の1人目の女性:
「やります、チャッキー。包丁持った怖いやつ」
Q.やる人とやらない人どっちが多いですか?
1人目の女性:「やると思う」
2人目の女性:「やらない人が多いと思う」
3人目の女性:「半々くらい」
男子大学生:
「USJに仮装して来週行こうと思っています」
30代の会社員女性:
「(去年は)職場の先輩と仮装して居酒屋に入った。(今年は)全然ないです。コスプレもしないし」
必ずしも盛り上がっているとは言えないよう…。
統計を発表した日本記念日協会によりますと、「これまで仮装イベントに参加した人たちも自分の行動を見直していて街での仮装行列よりも、家族や友達など身近な人と楽しむことが増えてきたのではないかと指摘しています」
そんな中、手軽に楽しみたいという人が集まっているのが…。
杉山アナ:
「ハロウィーンの売り場ができていて、ハロウィーンの関連の小物がずらっと並んで、自分たちでハロウィーングッズができるようになっていますよ」
手芸品の専門店「大塚屋」。ハロウィーンに向けて商品を選ぶ人達の姿にある変化がありました。
女性客:
「頭飾りにしようかなって、部分的な仮装です」
別の女性客:
「中学3年と1年の孫がいます。マントや帽子をつくろうかなと」
みなさん、全身の仮装というよりは、ワンポイントで手軽に楽しみたいとおっしゃっていました。これなら子供から大人まで幅広い層で楽しむことができますよね。
日本の秋の風物詩の1つともなったハロウィーン。今後、新たな広がりをみせるかもしれません。