ひつまぶしに、味噌カツ、エビフライ…。愛知県のグルメは数知れず。しかし、まだあまり知られていない愛知のソウルフードがあるということで、安城市の中華料理店を取材しました。

 愛知県安城市の三河安城駅から歩いて6分。「中国料理北京本店」創業55年の老舗中華料理店です。

上山真未キャスター:
「たくさんの人が並んでます、すごい人気店ですね!」

 平日の昼にもかかわらず、すごい行列!お客さんに目当てのメニューを聞いてみると…

男性客:
「北京飯だったかな、ここの看板メニュー、いつも並んでいて入れなかった」

別の男性客:
「北京飯を食べに来ました」

男女2人組:「北京飯を…」

 全員が謎のメニュー「北京飯」が目当て。中にはこんな人も…

男性客:
「二日連続なんで…昨日は仕事で来ていて、今日はプライベート。全く問題なしです、がっつりいけちゃいます。」

 店内に入ってみると、すぐにいい香りが…ほとんどのお客さんが注文していたのが、その「北京飯」!

店員:
「お待ちどうさまでした、北京飯になります」

 安城市民が愛してやまないローカルフード、その名も「究極の北京飯」。店主のこだわりは、お米、卵、豚肉といったメインの食材がすべて愛知県産であること。

 作り方は、大ぶりにカットした三河ポークを特製の衣に付け、180℃の油でカリっと揚げていきます。

 さらにしょう油ベースの甘辛いタレで味付けした卵をふわトロに仕上げ、これを地元安城のお米「あいちのかおり」に乗せて、三河ポークの唐揚げ3枚をどどーんと乗せれば出来上がり!調理工程を見ただけで美味しいのが伝わってきます。

 そして、その味は…

上山キャスター:
「お肉サクサクで、玉子のトロトロ感がやさしいんですが、がっつりお肉のボリュームもあって、ご飯もすすみます、はじめて食べたんですけど、懐かしさも感じる味です」

 安城市民が何度も食べに来てしまう「北京飯」。あなたも一度訪れてみてはいかがでしょうか。

【北京本店】

住所
愛知県安城市三河安城本町2-4-1
電話番号(予約)
050-5869-3058