この季節、キャンプなどを楽しむ人も多いですが、その様子が少し変わってきています。グッズなどにもこだわって、おしゃれに楽しむ「キャンプ女子」が増加中です。

 手織りの刺繍のクッションに、色とりどりのキャンドルも…。10月下旬、愛知県一宮市で開かれたキャンプのイベント。お客さんはほとんどが女性です。

来場者の女性:
「インスタで知りました。オシャレな感じですごい豪華なんですよね」

別の女性:
「キャンプやってます。今年からです。きっかけは災害時にも利用できるし」

 主催したのは、愛知県一宮市のラジオパーソナリティー・竹内晶子さん。3年前からキャンプをはじめインスタグラムに投稿する「キャンプ女子」なんです。

 デンマークのベージュ色のテントをベースに、ランタンや木の机などで可愛らしくコーディネート。

竹内晶子さん:
「夜外でご飯を食べたり御酒を飲んだりするとこんなに気持ちがいいのかと思って、異常なまでに癒されました」

 竹内さんが魅了された非日常の癒し体験。イベント会場には、おしゃれキャンパーになるためのアイテムがずらり!

竹内晶子さん:
「家に置いてあってもおかしくないですよね。女性目線で選ばせてもらって、アウトドアだけじゃなくて家でも使えるのは女性はすごくうれしいです」

 さらに、可愛らしいカラフルなランタンも。アウトドアショップでもこうした「SNS映え」を意識したアイテムを増やしているといいます。

 このイベントに出展したアウトドアショップの担当者は…。

アルペンアウトドアーズ店長:
「男性とは違ったセンスでキャンプサイトを作る方が増えている。テーブルも木製の可愛いのやクッションも可愛く揃えていくのがインスタグラムとかSNSで紹介されていて、それを見た女性の方が私たちもやりたいと」

 今回のイベントでは、実際にキャンプができるスペースも特別に用意。キャンプ女子はここにも!

参加者の女性:
「こだわりはこのキッチンラックで、機能性がいい。立って台所のようにお料理ができる。オシャレな棚も売っていて。最初は虫とか汚いとかイメージだったんですが、きれいなので、すごいハマっています」

 そして、主催者の竹内さんオススメが、夜のたき火!

竹内さん:
「まったりしてるのがキャンプのいいところだなって、あったかくて炎を見て何もしなくていいとか」

 急増するキャンプ女子、秋の行楽シーズンでその姿を見かけることも多くなりそうです。