最近人気のコンセプトカフェ。中でも、今大ブームなのが色々な動物と触れ合える、アニマルカフェです。

 ネコやイヌと触れ合えるカフェなどから進化して、カワイイ動物はもちろん、なかなか出会うことの出来ない珍しい動物と触れ合える動物園のようなカフェが登場して人気を集めています。

■東海地方だけでも4年前の2倍以上に

 名古屋市中区大須のビルにある「かわうそフレンズ」。

(柴田美奈アナ)
「今人気の動物もいるということでやってきたんですが、ミーアキャット!サルもいますね~」

 待ち受けていたのは、手の上にちょこんと乗るハリネズミに、ほっぺをなでられて満足顔のプレーリードッグ…。ビルの一室にもかかわらず、15種類およそ45匹かわいらしい動物がいました。

 料金はワンドリンク付きで1時間1620円から。動物と触れ合うためには、追加料金が必要になります。

 一番の注目は、店の名前にもなっているカワウソ。握手できるだけではなく、なんと抱っこすることもできるんです。甘えたい時には高い声で鳴きます。さらに1歳7カ月の元気ちゃんは、ゆびをおしゃぶりして人気急上昇中なんだそうです。

 今、こうしたなかなか会えない動物と触れ合える「アニマルカフェ」が増えているんです。

 定番となったネコカフェブームを皮切りに、いろいろな動物たちと触れ合えるカフェの登録件数は、東海地方だけでも4年前とくらべ2倍以上のおよそ90件に。人気の理由をペット産業に詳しい専門家に聞いてみると…。

(電話インタビュー)
野生社 代表取締役・原田隆さん:
「飼えない人が(アニマルカフェに)行って、触れ合うえるというが一番だと思います。それとインスタグラムで投稿するひとが増えています」

 動物と触れ合って癒やされるだけでなく、SNSに写真を投稿して注目を集められるということが人気の理由なんだそうです。

■フラミンゴがいるカフェも…

 究極のアニマルカフェがあると聞いて向かったのは、名古屋市・昭和区にある「アニマル・クック・ズー」

(柴田アナウンサー)
「えっ!フラミンゴ!ちゃんと片足上げてる!フラミンゴがいる!」

 お店に入ってまず、まず目に飛び込んできたのはまさかのフラミンゴ!他にも肉食の猛獣・サーバルキャットに、長い毛が特徴のふわふわなライオンラビット、内股でよちよち歩くコールダックなど、全部で45種類70匹の生き物がいる動物園顔負けのアニマルカフェです。

男性客:「他の店にいない動物がいっぱいいる」

女性客:
「ここだといろんな動物が、動物園よりも近くで見られて触れるので、ちょっと興奮しますね」

そして意外にも人気を集めていたのが・・・

 体長120センチほどの白い蛇・ボールパイソンや、グリーンイグアナなど12種類の「は虫類」。ポールパイソンは首に巻くこともできます。

 料金は大人1620円、小学生以下は1080円。
※ドリンクは別料金

動物に囲まれるのもよし、貴重な動物と触れ合うもよしと、休日はいつも満員の大人気スポットなんです。

 日常を忘れてアニマルカフェで癒されてみてはいかがですか?