平成最後のクリスマスまであと少し…。プレゼントに迷うパパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃん、そして子どもたちも必見!人気のおもちゃを調べました。また、とにかくおもちゃが安いという話題の店をテレビ局として初取材です。

■アンケートで「7割近い小学生が癒されたい」…誕生のおもちゃは

 日本玩具協会が今年の顔となるおもちゃに贈る「日本おもちゃ大賞」。今年選ばれた、男の子に人気のおもちゃ大賞は「野球盤3Dエースモンスターコントロール」(小売価格 1万2960円)!

 なんと、投球が宙を飛び、ストライクゾーンの投げ分けもできます。“消える魔球”も健在で、球速も表示されるなど大人もアツくなる野球盤です。

 女の子に人気の商品の大賞は「しゅわボムカップケーキベーシックセット」(小売価格 3780円)。スイーツの形をした入浴剤を作ることができます。

 7割近くの小学生が「癒されたい」願望があるというアンケート結果から誕生したそうで、見た目もキュート、お湯に入れてみると、泡がしゅわしゅわと音を立てて出てきました。確かに、癒しのバスタイムになりそうです。

 続いて、楽しく学べるおもちゃ部門、大賞は「カードでピピッと はじめてのプログラミングカー」(小売価格 6458円)。車の通り道を決めて、どんな命令を出したらゴールにたどり着けるか考えます。「まえ」「うしろ」「右」などカードの情報を読み込ませ実際に車を走らせて遊びます。

 2020年には小学校でプログラミングの授業が必修化。時代を反映したおもちゃがトレンドです。

■お買い得なのは“放送が終了した”戦隊モノ!

 そして東海地方発、わずか3年で全国に40店舗以上展開するほど大人気のおもちゃのアウトレット「おもちゃ屋さんの倉庫」。その安さの秘密を探るべく春日井店へ行ってみると…。

宮沢桃子アナウンサー:
「見た感じ完全に倉庫ですね。中に入るとちょっと照明が暗めで中も倉庫といった感じ。でも品ぞろえはすごいです。おもちゃがたくさん!」

 店内には人気のおもちゃがずらり。もちろん、すべて新品です。最新おもちゃも基本的に20%から30%オフ。さらに…。

宮沢アナウンサー:
「妖怪ウオッチのおもちゃ3200円が499円。84%オフです!」

 なぜこんなにお値打ちなのでしょうか。安さの秘密は…?

店の担当者:
「放送の終了した商品やアニメなどの商品を独自のルートで大量に仕入れており、大変お求めやすくなっております」

 戦隊モノのテレビ番組のおもちゃコーナーでは、定価1400円の品が99円と93%オフのものも!さらに、「宇宙戦隊キュウレンジャー」のおもちゃは76%オフの999円。ちなみにテレビ放送は今年2月に終了していますが…。

買い物客:
「子ども本人が気に入るおもちゃであれば、何も抵抗なく。安く買えてむしろいいかな」

 安さの秘密は他にも…。

店の担当者:
「通常のおもちゃ屋さんとは違い、ラッピング作業をしていません。ラッピングを希望されるお客さまには袋や紙を販売しています」

買い物客:
「子どもがすぐ開けちゃうんで、包装されるよりこれくらいのほうがいいかなと」

 さらに、こんな声も…。

別の買い物客:
「もう普通に売ってない物とか掘り出し物探したり」

 おもちゃに出会う喜び…。これも、このお店の人気の理由のようです。「おもちゃ屋さんの倉庫」には、いま全国各地のショッピングセンターなどからオファーがあり、来年以降も続々オープンする予定です。