嵐の活動休止発表は、東海地方のファンも驚きました。嵐のメンバーが映画のロケで滞在した街を取材しました。

 2007年に公開された映画「黄色い涙」。ロケ地となったのは愛知県江南市の商店街でした。嵐の5人は高度経済成長期の夢あふれる若者たちを演じ、地元の人たちもエキストラとして出演しました。

 夏祭りのシーンで嵐と共演した男性は…。

古池隆典さん(52):
「さみしいですけど、個々の活動をされるということなので、これからのまた、第2の活動に期待をしたいですね」

 また、メインの舞台として使われた食堂の建物は、今は取り壊されてしまいましたが、撮影で使われた小道具が近所の衣料品店に残っていました。

衣料品店「イチハラ」 市原信保さん:
「(食堂を)壊すにあたって、記念に残るものを1つ残しておこうと思って、暖簾が一番メインのところにあったので、これだけは思い出に残しておこうと」

 暖簾のほかにも、当時の写真や小道具…嵐のメンバーが商店街で撮影したことを示す足跡です。

市原さん:
「名古屋で嵐のコンサートがあると、たまに(ファンが)1組か2組くらい見に来るんです」

 衣料品店のすぐそばにある呉服店「カリヤ」。食堂の「さかえや」の真向かいにあり、当時、店の2階が撮影の合間の嵐の休憩場所になっていました。

苅谷公正さん(71):
「女房が、(嵐の)靴を撮影したんですよ、これはお宝ですよ、5人の靴…感慨深いものがありますね、今だとね。そりゃ来てほしいですね。本当に絶えずファンの方は来ていたし、(この新町通商店街は)元気がないので、なんでもいいからこの商店街に来てもらいたい」

 休止発表後初のコンサートは4月13日と14日のナゴヤドーム公演。ファンに向けて、一体どんなメッセージが語られるのでしょうか。