防犯カメラ6台の前で犯行時間“5分”…住宅に4人組の窃盗団 高級腕時計など400万円相当盗み逃走

車から降りてきたのは白いヘルメットをかぶった人物。車庫のシャッターをしめた後、さらにおりてきたのは覆面姿の3人です。

　その後、バールで玄関の横にあるガラスを割り、腕を入れて内側から鍵を開けて次々と中へ。

6台設置されていたという防犯カメラが、犯行の一部始終をとらえていました。

被害に遭った男性：
「（家に）戻ってきて（車を）バックしてたら、玄関のドアが開いてるのに気付いて。泥棒に入られて人がいるのかなと思って、110番したんです」

　被害にあったのは岐阜市内の自営業の男性。29日午前11時ごろ、3階建ての事務所兼住宅から高級腕時計やパスポートなどが盗まれ、総額400万円もの被害にあったといいます。

（リポート）
「犯人らは迷うことなくこちらの車庫に車を止め、住宅に侵入しました。その犯行時間、わずか5分足らずだったということです」

　その手口を紐解くと、計画的な犯行だった可能性が浮上します。

　まず、駐車場にスムーズに入ると、素早くシャッターを閉めて、外から見えないように「目隠し」をします。

外から見えなくなった後、3人が車から降りたことなどから周到に準備した上での犯行の可能性も。

　男性は被害届を提出。警察は窃盗事件として調べを進めています。

※画像と動画の一部は被害者提供