新型コロナウイスル対策で、4月7日に国が「緊急事態宣言」を出してから2週間が経ちました。その週(4/6~4/12)は、緊急事態宣言の効果もあってか名古屋の栄地区でも大きく滞在者数が減りました。

 さらに1週間が経ち、先週(4/13~4/19)は、平日は前の週より減りましたが、土日は増えていたようです。

 東京の「Agoop」社が、スマートフォンの位置情報をもとに推計したデータから調べました。調査の対象は名古屋の繁華街、栄の久屋大通公園にある噴水あたりを中心とした半径500メートルのエリアです。

 1日の1時間当たりの平均の滞在者数で、平日では1週前の6日(月)から10日(金)は4万9051人だったのに対し、13日(月)から17日(金)は約36%減の3万1592人となりました。

 また、1/20(月)から1/24(金)までの1日の1時間当たりの平均の滞在者数、7万9508人と比較すると、約60%減ったことになります。

 一方、休日は、前週より増えています。4/11(土)・4/12(日)の平均滞在者数が1万8911人だったのに対し、4/18(土)・4/19(日)は、約30%多い2万4493人でした。これは1/25(土)・1/26の平均滞在者数の約38.5%にあたります。


 確かに今回の週末は繁華街で余暇を楽しむ人の姿が取材でも多くみられました。外出自粛期間がおよそ1ヵ月とストレスは溜まりますが、この辛い時間を早く終わらせるためには1人1人の高い意識が求められそうです。

※画像は4/19(日)午後2時ごろの名古屋市中区・大須商店街の様子

 【参考】

・東京の「Agoop」社が、スマートフォンの位置情報をもとに推計したデータから調査。

・調査の対象は名古屋の繁華街・栄の久屋大通公園にある噴水あたりを中心とした半径500メートルのエリア。

・直近のデータは最終的な数値とは誤差があります 。