平井デジタル改革担当相が、「デジタル社会のパスポート」とまで話したマイナンバーカード。

 今マイナンバーカードでできることは、まずは身分証としての利用。そして、住民票など役所が発行する証明書をコンビニで取得できます。

 さらに、9月1日から始まっているマイナポイント。マイナンバーカードを持っている人がキャッシュレス決済をすると最大5000円ポイント還元されるものです。

 こうした利用方法をみると、「デジタル社会のパスポート」とまでは言えないような気もしますが、今後の見通しです。

 来年3月には健康保険証として利用可能になります。そして運転免許証との一体化、あるいは銀行口座などと紐づけて管理をしたり、スマホに搭載して本人確認に使えるようになるといった想定がされています。

 カードの申請については、役所の窓口に行かなくても次の4つの方法があります。

 まずスマホ・パソコン。専用ウェブサイトから申請できます。顔写真はスマホで撮影したものやデジカメで撮ったものでもOKです。

 そして郵送。制度がはじまったころに、ご自宅に届いた個人番号カード交付申請書に写真などを張り付けて投函する方法。

 もう一つ、街なかにある証明写真機でも申請できます。

交付申請書にあるQRコードを機械に読み取らせて、あとは写真撮影をするだけで申請が可能です。